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子育てが終わってやっと自由になれたのに、言いようのない孤独感に襲われます(60代女性)

相談内容の要約
  • 子育てが終わり自由になったはずが夕方に激しい寂しさに襲われる
  • 夫とは会話がなく自分はもう必要ない人間なのではないかと悩んでいる
  • 心に空いた孤独感をどうすれば埋めることができるのか知りたい

Q

60歳の女性です。
子育てが終わってやっと自由になれたはずなのに、夕方のチャイムが鳴ると言いようのない寂しさに襲われます。
夫はいますが会話もありません。「私なんて必要ないんじゃないか」、そんな思いが頭を巡ります。
この孤独感はどうすれば埋まりますか。

なるほど。まずは、子育てという大きなお仕事、本当にお疲れ様でしたね。よく頑張ってこられました。これまで一生懸命にお子様やご家族と関わってこられたのですね。

「私なんて必要ないんじゃないか」と思われてしまうのは、これまでは「お子様に必要とされる自分」だったからこそ、そこに向けて一生懸命に頑張ってこられたということでしょうか。

もちろん、小さな子どもは一人では生きられませんから、親の存在というのは絶対に必要で、とても大きなものです。 ですが、「自分の存在意義」のために子どもを育てるわけではありませんよね。人生の一つの出来事として子どもを持ち、育て、その中で楽しんだり苦しんだり、いろいろな経験をする。ただそれだけのことなんです。

子どもがいるから、あなたの存在意義があるわけではありません。

ご相談者様は、もう何もしなくても、子育てや家事をしなくても、立派な一人の人間です。 独立した一人の女性として、これからまたご自身の楽しみを見つけて、ご自身の人生を思いきり楽しんでくださいね。

私が先ほど「自分の存在意義のために子どもを育てるのではない」「何もしなくても立派な一人の人間」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、役割を失った時に感じる孤独感は「他者からの必要性=自分の価値」と思い込んでしまっているサインだからなんです。

この記事を読んでくださっている方の中にも、子育てが一段落した途端に心にぽっかり穴が空いたような「空の巣症候群」に悩んだり、家族のお世話をする役割が減って「自分は何者でもなくなった」と虚無感を抱えている方がいらっしゃるかもしれません。

人は、「誰かの役に立っている」と実感できるとき、とても強いエネルギーが出ます。お母さんとして、妻として、懸命に家族を支えてきた優しくて責任感の強い方ほど、その役割を終えた時に「必要とされない私には生きる価値がない」と錯覚してしまいやすいのです。

ですが、あなたの本当の価値は「誰かのお世話をすること」ではありません。あなたがあなたとして、ただそこに存在している。それだけで十分に価値があり、尊いことなのです。

これまでの何十年、あなたは自分の時間やエネルギーの多くを「誰か(家族)」のために使ってきましたよね。だからこそ、これからの時間は「自分自身」のために使っていいんです。 「私は私のために生きていい」「私の人生の主役は私なんだ」と、少しずつ心のベクトルを自分に向けてあげてください。ご自身が純粋に「楽しい」「心地よい」と感じる小さな喜びを重ねていくうちに、夕方の寂しさは次第に温かい自由へと変わっていきますよ。


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たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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