私が先ほど『良いか悪いかは、あなたご自身にしか分からない』とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。
人は、疲れ果ててしまうと、自分で決める力そのものが弱ってしまうんですね。
だから『離婚した方がいいですか』と、つい答えを外に預けたくなる。
これは弱さではなくて、それだけ長く、ひとりで頑張ってこられた証なんですよ。
だから今のあなたに本当に必要なのは、無理に答えを出すことよりも、まずは少しだけ力を取り戻すことなんです。
心が休まってくると、不思議なもので、自分が本当はどうしたいのかが、だんだん自分の言葉で見えてくるんですよ。
そして、もうひとつ。
あなたと旦那さんが本当にぶつかっているのは、ベビーフードのことではないんです。
『これだけ頑張っている私を、ちゃんと見てほしい』。
その気持ちが受け止めてもらえなかったことが、いちばん苦しいのではないでしょうか。
手作りがどうという言葉は、そのすれ違いのきっかけにすぎないんです。
無視をされるというのは、とても重たいことなんですよ。
怒鳴られるよりも、静かに存在を無いことにされるほうが、心が深く冷えていくことがあります。
だからこそ、『私が悪いのかな』と、ご自分を責めないでいただきたいんです。
家族として大切に扱われることは、頑張って勝ち取るものではありません。
あなたは、そこにいるだけで、大切にされていい人なんですよ。
『待つべきか』という問いには、あなたの中にまだ希望が残っている、その優しさが表れています。
その優しさは、とても尊いものです。
ただ、希望というのは、あなた自身をすり減らしてまで守るものではないんですね。
もし待つのなら、『いつまで、どんな状態になったら』と、あなたの心が決めた線を、そっと持っていてほしいんです。
その線は、あなたが自分を守るための、大切な目印になりますからね。
これを読んでくださっている、大切な人にちゃんと見てもらえなくて、それでも家庭を守ろうとしているあなたへ。
あなたはもう、十分すぎるほど頑張っています。
だから、答えを急がなくても大丈夫。
まずは、疲れきったご自分を、少しだけ休ませてあげてくださいね。
あなたと息子さんが安心して笑える場所は、どんな形であっても、必ず作っていけますから。
焦らなくて、大丈夫ですからね。