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2026年7月12日7夫婦関係の悩み

うつ病の妻を支え続けて1年以上、疲れ果てました。このまま結婚生活を続けるべきでしょうか(30代男性)

相談のポイント

  • 妻がうつ病になって1年以上、できる限り支えてきたが心が限界に近づいている
  • サポートに疲れ、このまま結婚生活を続けるべきか悩むようになった
  • 妻を一人にする罪悪感と、再婚したい気持ちの間で決断できずにいる

相談者30代男性

ご相談

結婚して数年、妻がうつ病になってから、もう1年以上が経ちました。

きっかけは仕事のストレスでした。

最初は半年ほどで回復するだろうと思っていたのですが、今も社会復帰できずにいます。

私は、できる限りサポートしてきたつもりです。

家事も手伝い、妻の希望で日当たりの良い家を購入し、療養しやすい環境も整えてきました。

それでもなかなか良くならず、むしろ神経質になっていきました。

ちょっとした頼みごとでも不機嫌になったり、無視されたり。

出発の時間も守らず、約束もルーズになりました。

私はもともとアウトドアが好きなのですが、妻とは早朝の旅行やアクティブなデートは難しいだろうと、ついに車も手放しました。

そんな日々を過ごすうちに、このまま結婚生活を続けていいのだろうかと、悩むようになったんです。

正直、サポートに疲れてしまい、自分の人生を楽しめていないと感じることが増えました。

再婚して、新しい家庭を築きたいという気持ちも、心のどこかにあります。

でも、長年連れ添った妻を一人にしてしまう罪悪感もあって、どうしても決断できません。

皆さんなら、どうしますか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

まず、これだけのことを続けてこられたあなたに、心から「本当によく頑張ってこられましたね」とお伝えしたいんです。

家事を手伝い、家の環境を整え、大好きだった車まで手放して。

それは、奥さまを大切に思うお気持ちがなければ、できないことですよ。

でも今、あなた自身がもう、いっぱいいっぱいになっていますよね。

支える側の人も、本当は同じように疲れて、少しずつ傷ついていくものなんです。

だから、まず一つ、お願いしたいことがあります。

できれば、ご夫婦でプロのカウンセリングを受けてみていただけないでしょうか。

もちろん、奥さまの回復のためでもあります。

でもそれ以上に、あなた自身の心を整理するためにも、専門家の手を借りてほしいんです。

うつの回復には、ご家族の頑張りだけではどうにもならない部分が、必ずあります。

そこを、あなた一人で抱え込まないでくださいね。

そして、もう一つ。

これは並行して、そっと考えてみてほしいことなんです。

「奥さまがどうか」ではなく、まず「あなた自身が、これからどう生きたいのか」。

一度立ち止まって、ご自分の心の声を聞いてあげてほしいんです。

奥さまを支えながら生きていくのか。

それとも、ご自分の人生を大切にする道を選ぶのか。

今すぐ、答えを出さなくていいんですよ。

どちらを選んだとしても、それはあなたが冷たい人間だということには、決してなりません。

長く支えてきたあなたが、自分の幸せを願うのは、当たり前のことなんです。

その順番で、ご自分の心とゆっくり向き合っていくと、次にどうすればいいのかが、少しずつ見えてくるはずですよ。

まずは、あなたの心を、少しだけ休ませてあげてくださいね。

心理のポイント解説

私が先ほど「支える側の人も、同じように疲れて傷ついていく」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

人を支え続けるという行為は、想像以上に心のエネルギーを使います。

これは「共感疲労」とも呼ばれていて、相手を大切に思う人ほど、深く入り込んで、消耗してしまうものなんです。

やさしい人ほど「まだ頑張れる」「自分が我慢すればいい」と、自分の限界のサインに気づかないふりをしてしまう。

そうして気づいた時には、心が空っぽになっている。

だからこそ、支える人自身のケアが、必要なんですよ。

それから、私が「まずあなた自身がどう生きたいのか」とお伝えしたのにも、理由があります。

今のあなたは、すべての選択の中心に、いつも「奥さま」を置いていますよね。

奥さまが良くなるかどうか。

奥さまを一人にしていいのかどうか。

もちろん、それはあなたの優しさです。

でも、人生の主語がずっと「相手」になっていると、人は少しずつ、自分が本当は何を望んでいるのか、分からなくなっていくんです。

そして、あなたが本当にぶつかっているのは、「続けるか、別れるか」という二択ではないのかもしれません。

心の奥にあるのは、「こんなに頑張っている自分を、誰かに分かってほしい」という、静かな声なのではないでしょうか。

罪悪感というのは、あなたが誠実で、責任感の強い人だからこそ生まれる感情です。

決して、無理に消し去らなければいけない、悪いものではありません。

でも、罪悪感だけを理由に大きな決断を先延ばしにし続けると、あなたも奥さまも、苦しい場所に留まったままになってしまうこともあるんです。

これを読んでくださっている、大切な人のために自分をすり減らしてきた、あなたへ。

あなたが自分を大事にすることは、相手を見捨てることとは、まったく違います。

あなたの心が元気を取り戻して初めて、これからのことを、落ち着いて選べるようになるんです。

どうか、自分を責めないでくださいね。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 268件

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