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2026年7月9日8夫婦関係の悩み

妻が約束を守らず謝らない、指摘すると「当たり前を押し付けないで」と言われます。夫婦を続けられるか不安です(30代男性)

相談のポイント

  • 妻が約束や頼み事を守らず、謝ることもなく、家事や日用品の基準もかみ合わない。
  • 指摘すると「当たり前を押し付けないで」と返され、喧嘩が絶えず会話も減っている。
  • 3年以上セックスレスで、このまま夫婦を続けていけるのか不安を感じている。

相談者30代男性

ご相談

結婚して4年目になります。

2歳半になる娘がいて、妻には日々感謝しているんです。

でも、どうしても許せないと感じてしまうことがあって、苦しくなります。

約束の時間に間に合わない。

頼んだことを忘れても、謝ってくれない。

ゴミや日用品を切らしても、気にする様子がないんです。

私が気にして言うと、「気にするなら自分でやって」と返されます。

何度伝えても直らなくて、私が指摘すると今度は「当たり前を押し付けないで」と言われてしまう。

そうして、毎回ケンカになってしまうんです。

最近はほとんど会話もなくなりました。

夫婦の営みも、もう3年以上ありません。

私が厳しすぎるのか、それとも妻が意地になっているのか、自分でも分からなくなってきました。

このまま夫婦として続けていけるのか、正直とても不安です。

どうすれば、うまくやっていけるのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

毎日お仕事をしながら、小さな娘さんを育てて、そのうえで奥さまとのことにも心を砕いていらっしゃる。

まず、それだけであなたは十分に頑張っていらっしゃるんですよ。

そのうえで、正直にお伝えしますね。

約束の時間に間に合わない、頼まれたことを忘れても謝らない。

この部分については、あなたがモヤモヤするのも、私にはよく分かる気がします。

そこは「ごめんね」の一言があるだけで、ずいぶん気持ちが違いますものね。

ただ、もうひとつの「日用品やゴミを切らしても気にならない」というところは、少し種類が違うのかもしれません。

これは、どちらが正しい・間違っているというより、気になるラインが人によって違う、というだけのことも多いんです。

あなたにとっての「当たり前」と、奥さまにとっての「当たり前」が、たまたま別の場所にある。

だから奥さまの「当たり前を押し付けないで」という言葉も、実は正直な本音なんだと思うんですよ。

そして、ここが大事なところなんですけれど。

奥さまもきっと、ご自分なりに一生懸命、家のことや娘さんのことをやってらっしゃると思うんです。

やり方があなたと違うだけで、手を抜いているわけではないのかもしれませんね。

だとしたら、目指す場所は「妻を直す」ことではないのかもしれません。

「うちはお互いにスタンダードが違うんだな」と、そう思う程度でやっていく。

これが、案外いちばん穏やかに続いていくコツなんですよ。

相手を変えようとすると、そこが戦いの場所になってしまいます。

でも「ただ違うだけ」と受け取れると、その戦いから、そっと降りられるんです。

会話が減って、営みもないのがつらいというお気持ちも、きっとその戦いの疲れと地続きなんだと思います。

まずは、正しさをジャッジし合うことを、少しだけお休みしてみませんか。

「これ切れてたよ」ではなく、「これがあると助かるな」。

同じことでも、言い方をひとつ変えるだけで、二人の間の空気はやわらいでいきますからね。

心理のポイント解説

私が先ほど「お互いにスタンダードが違うんだな、と思う程度でやっていく」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

夫婦がぶつかるとき、争っているのは、たいていゴミや日用品そのものではありません。

本当にぶつかっているのは、「自分のやり方を否定された」という、心の痛みのほうなんです。

あなたが「どうして気にしないの」と言うとき、あなたの中には「ちゃんとしてほしい」という願いがあります。

でも奥さまの耳には、それが「あなたのやり方は間違っている」という否定として届いてしまうことがあるんです。

だから「当たり前を押し付けないで」と、思わず身を守る言葉が出てくる。

これは、意地というより、心が傷つかないための反射なんですね。

そして、同じことがあなたの側にも起きています。

「気にするなら自分でやって」と言われたとき、あなたもまた、自分の気遣いを否定されたように感じて、傷ついていらっしゃるはずなんです。

つまりお二人は、どちらも「分かってほしい」「認めてほしい」と願っているのに、それが正しさのぶつかり合いに姿を変えてしまっている。

これが、多くの夫婦が同じ場所で立ち止まってしまう理由なんですよ。

だからこそ、「どちらが正しいか」を決める土俵から、いったん降りることが力になります。

正しさを競うのをやめると、不思議と、相手の頑張りのほうが見えてくるんです。

先に力を抜くのは、あなたが負けることではないんですよ。

どちらが正しいかを競う場所から、そっと離れられる、ということなんです。

そして、もうひとつ。

あなたが感じているその不安は、あなたが奥さまとの関係を、まだ諦めていない何よりの証拠でもあるんですよ。

どうでもいい相手になら、人はここまで悩みませんからね。

会話がなくなり、営みも遠ざかってしまったのも、長いあいだ二人で正しさの綱を引き合って、お互いにくたびれてしまったからなのかもしれません。

これを読んでくださっている、まじめで、家族を大切にしたいあなたへ。

違いは、必ずしも「合わない」ということではありません。

違いを抱えたまま、それでも並んで生きていく夫婦は、たくさんいます。

まずは、あなた自身が張りつめてきた肩の力を、そっと緩めてあげてくださいね。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 258件

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