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夫を生理的に受け付けない。声も匂いも全部が無理…どうしたらいいか分かりません(40代女性)

相談内容の要約
  • ここ数年、夫に対して生理的な拒否反応が出るようになった。話しかけるのも隣に座られるのも、食べ方や歩き方、寝ている時の音まで気持ち悪く感じる。
  • 夫は浮気も暴力もなく、多分いい人だと分かっているのに、それでも身体が拒絶してしまう自分が辛い。
  • スキンシップすら恐怖に感じる中、これだけで離婚を考える自分が冷たいのかと罪悪感もあり、どうすればよいか分からなくなっている。

Q

ここ数年、夫に対して生理的な拒否反応が出るようになりました。

以前は普通に接することもできていたのに、最近は話しかけるのも、隣に座られるのも、声を聞くのも、全部無理です。

夫の食べ方、歩き方、寝ている時の音まで、全てが気持ち悪く感じてしまいます。

夫は浮気したわけでも、暴力があるわけでもなく、多分いい人なんだと思います。

それでも、身体がどうしても拒絶してしまう自分がいて、それを隠して生活するのが辛いです。

夫は何も気づいていない様子で、スキンシップを求めてくることもありますが、それすら恐怖に感じてしまいます。

このまま一緒にいるのは無理なんじゃないかと思ってしまう反面、これだけで離婚を考える私が冷たいのかも、と罪悪感もあります。

どうすればいいのでしょうか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。とてもお辛い状況ですね。

嫌いになったわけでもなく、悪い方でもない――だからこそ、余計にしんどいと、思います。

ただ、こちらの文章だけからの判断というのは、とても難しいんですけれども――ご相談者様の心の深い部分で、ご主人様のことを受け入れられない「何か」があるということなんですよね。

まずは、その理由について探したいんですけれども、理由が思い当たらない――そういう場合は、ご相談者様の他の方との人間関係について、ちょっと考えてみていただきたいんです。

今回の場合、お相手がご主人ですから、そのことを踏まえて――ご相談者様と「お父様」との関係性は、いかがでしょうかね。

関係が良い悪いではなくて、お父様とご相談者様との関係性を、紐解いてみられることで、ご主人への感情が生まれる理由が、見えてくるかもしれません。

これは心の奥底にあることで、ご主人が悪いとか、お父様が悪いとか、そういうことでは、ありません。

ご自分だけでは、すぐに紐解いていくのが難しいかもしれませんので――もしよければ、カウンセリングなどのサポートを受けてみられることも、ご検討されてはいかがでしょうかね。

私が先ほど「お父様との関係性を紐解いてみる」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、こういう深い拒否感の根っこを探る、いちばん重要な手がかりだからなんです。

異性のパートナーに対する強い拒絶感が、相手の特定の行動への怒りではなく、「存在そのもの」への生理的な拒絶として現れる場合――これは、現在のご夫婦関係の問題というよりも、ご自分の中の「異性との関わり方の根っこ」に、何かが触れている可能性があるんですよ。

私たちは、生まれて初めて深く関わる異性が、たいていお父様です。

幼い頃のお父様との関わり方の中で、「受け入れがたい何か」「怖いと感じた何か」「悲しかった何か」が、ご自分の中で消化しきれずに残っていると――それが、長く連れ添ったパートナーとの関係の中で、ある時期からふと表面化してくることがあるんですね。

これは「お父さんが悪かった」というシンプルな話ではありません。ご相談者様ご自身が、心の中にしまっていた何かが、今、安全な環境で動き始めている――そんな見方もできるんですよ。

ご主人を「嫌いになった」のではなく、「ご自分の中の何かが、今ようやく動こうとしている」と捉えてみると、ご自分への見方も少し変わってくるかもしれません。

これを読んでくださっている、パートナーへの生理的な拒否感に苦しんでいるあなたへ。

これは「あなたが冷たい人だから」起きていることでは、絶対にありません。

そして、無理に「我慢して受け入れる」ことを続けていると、心と体の両方が、もっと深いところで悲鳴を上げてしまいます。

ぜひ、この機会に、お一人で抱え込まずに、心理カウンセラーや臨床心理士など、専門家のサポートを受けることを、検討してみてください。

ご自分の心の奥にある「何か」と、安全な場所で、ゆっくり向き合っていくことで、ご相談者様にとっての本当の答えが、少しずつ見えてくるはずなんですよ。

離婚するか、続けるかを急いで決める必要はありません。まずは、ご自分の心と、丁寧に対話を始めるところから、ゆっくり進んでいきましょうね。

ご自分の身体の声を「冷たい」と責めないで、「何か大事なことを教えてくれているサインだ」と、優しく受け止めてあげてくださいね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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