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弟ばかり援助される私に突然届いた母からのメール。絶縁した親とどう距離を取る?(50代女性)

相談内容の要約
  • 50代女性。子供の頃から自立して生きてきた一方、両親は弟だけに多額の資金援助を続けていた。
  • 2年前、弟の不倫離婚の資金援助のために知恵を貸せと父から相談を受け、苦言を呈すと激怒され絶縁状態に。
  • 先日母から突然「元気ですか?」とメールが届いたが、また厄介事を押し付けられるのではと怖くて読めない。

Q

50代の女性です。

子供の頃から、病気の親や家計を支え、自立して生きてきました。

一方、親に頼りきりの弟に対して、両親は私に内緒で遺産などを使い、弟の家や車の資金を、多額に援助してきました。

2年前、その弟が不倫で離婚することになり、父から「弟の円満離婚のために資金援助をしたいから、知恵を貸してほしい」と相談されました。

私が両親の老後資金を心配して苦言を呈すると、父は激怒し、弟からも逆恨みされて「縁を切る」と言われ、以来ずっと絶縁状態です。

ところが先日、母から突然、「元気ですか?」とメールが届きました。

これまで困った時だけ連絡が来たので、また厄介事を押し付けられるのではと、怖くて読めていません。

私が関わると、親の散財を助長する気もしています。

このような家族と、今後どう距離を置けば良いのでしょうか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

複雑なご家庭事情の中、しっかりとご自身の道を歩いてこられたこと、本当にすごいですね。

まずなんですが、今回のお母様からのメール、放置しておきましょうか。

「読みたいな」「読んで平気だな」と思えるまでは、開くことはありません。

これまでの親御さんのご様子から、「ご相談者様に相談はするけれど、意に沿わない意見は取り入れない」という、そういう姿勢ということですよね。

でしたら、そこにこだわるのは、エネルギーの無駄なのかもしれません。

これまで通り、ご両親、弟さんのことは「距離を持って置いておかれて」、もし命に関わるような「どうしてもの時」、必要な時だけ助ける――と決めておかれてはいかがでしょうか。

本当に大変な時は、メールではなくて、電話であったり、直接来られたりという対応を取られるでしょうから、その時までは関わらず、ご自身の生活、幸せに専念していただきたいと、私は考えますね。

いかがでしょうか。

私が先ほど「読みたいなと思えるまでは、開くことはありません」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、毒となる家族との関係を守るための、いちばん大切な防御策だからなんです。

ご相談者様のように、子供の頃から家庭の重い役割を背負いながら、ご自分の力で立ってこられた方を、心理学では「搾取子」と呼ぶことがあります。

そして、親からの愛情をたくさん受け取ってきた弟さんのような立場は、「愛玩子」と呼ばれます。

この「搾取子と愛玩子」の構造の中で育った方は、無意識のうちに「ご自分が我慢して、家族を回す役」になることが、当たり前になってしまっているんですよ。

だから、絶縁状態にあっても、母からのメールひとつで、ご自分の中に「ちゃんと応えなければ」「冷たいと思われたくない」という、深い罪悪感が湧いてきてしまうんですね。

でも、その罪悪感は、ご相談者様が「冷たい人」だから湧いてくるのではないんです。

長年、過剰に背負わされてきた「家庭を回す責任」が、今もご自分の中に染みついている、その名残なんですよ。

これを読んでくださっている、毒のある家族との関係で苦しんでいるあなたへ。

「親だから連絡を返さなければ」というルールは、もう、捨てていいんです。

特に、これまで何度も「相談はするが、意見は聞かない」「都合のいい時だけ連絡してくる」という関係が続いてきたなら――それは、健康な親子のやり取りではありません。

メールは、読むかどうか、返信するかどうか、すべてご自分の意思で決めていいんですよ。

「読まなくちゃ」「返さなくちゃ」と焦る必要はありません。1週間、1ヶ月、半年――ご自分が「読める」と感じるタイミングまで、放っておいて大丈夫です。

そして、もし本当に命に関わるような事態が起きた時は、母も父も、必ず別のルートで連絡を取ってくるはずです。電話、近所の方経由、お住まいの自治体経由――そういう本当の緊急時には、ちゃんと対応の仕方が浮かんできますからね。

それまでは、ご相談者様は、ご自分の幸せに集中していて、本当にいいんですよ。

家族との関係で、もうこれ以上、ご自分の人生を削らないでくださいね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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