10代からのご相談です。春から大学1年生になります。
部活動のご縁で大学へ進学することになり、春休みからすでに部活の練習に参加しています。
しかし、その環境で、先輩たちが私の陰口を言っているのを知ってしまいました。
「あの子、本当に高校の試合で結果出してたの?下手すぎやろ」と、裏で笑われているのです。
せっかく頑張ろうと思っていたのに、ショックで、萎縮してしまいます。
どうしたら先輩たちの心無い言葉を気にせず、自分のプレーに集中できるようになるのでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
最終更新日:
10代からのご相談です。春から大学1年生になります。
部活動のご縁で大学へ進学することになり、春休みからすでに部活の練習に参加しています。
しかし、その環境で、先輩たちが私の陰口を言っているのを知ってしまいました。
「あの子、本当に高校の試合で結果出してたの?下手すぎやろ」と、裏で笑われているのです。
せっかく頑張ろうと思っていたのに、ショックで、萎縮してしまいます。
どうしたら先輩たちの心無い言葉を気にせず、自分のプレーに集中できるようになるのでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
お話を聞かせてくださってありがとうございます。大学入学、おめでとうございます。
楽しい大学生活の幕開けのはずなんですが、気持ちがちょっと沈んじゃいますね。
まず先輩たちのことなんですけれど――頑張っている人の悪口を言ってはいけませんよね。
ご相談者様、今回「クラブのご縁で大学進学」というふうにおっしゃっていますので、きっと先輩たちのところに、大型新人の噂が届いていたのではないでしょうか。
頑張っているクラブで、頑張っているという点では、先輩たちもご相談者様と同じなんですね。
そこで「自分たちが負けちゃうかもしれない」と心配になって、それが悪口というかたちになってしまったのかもしれません。
先輩たちのお気持ちはさておき、ご相談者様は、ご自分の目の前のことを頑張りましょう。
「先輩に認められなければ」とか、「見せつけてやろう」ではなくて、ご自分のために頑張る。
そして、先輩たちの言葉に反応するのではなくて、淡々と普通のお付き合いをしていきましょうか。
ご挨拶もきっちりして、丁寧に接する――先輩たちは、まだよく分からない新人のことが、怖いんですよ。
過度に反応せずに、無理せず、いきましょうね。
大切な学生生活です。思いっきり楽しんでくださいね。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「先輩たちは、まだよく分からない新人のことが怖いんですよ」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、年上から心無い言葉を受けた時の、いちばん大切な視点だからなんです。
人は、自分より優れているかもしれない相手を目の前にすると、無意識のうちに、不安や脅威を感じます。
特にスポーツの世界では、レギュラーの椅子が限られていますから、「大型新人が入ってきた」というだけで、先輩たちは「自分の場所が脅かされるかもしれない」と、心の奥でざわついてしまうんですよ。
その不安を、本人たちも上手に整理できなくて、つい「下手すぎる」「結果出してたの?」という、攻撃的な言葉に変えてしまうことがあるんです。
これは、ご相談者様が「劣っている」からではなくて、むしろ「優れている可能性が高いから」起きてしまう反応なんですね。
ですから、その陰口を、ご自分への正しい評価のように受け取って、萎縮する必要は、本当にないんですよ。
そして、もうひとつ大事な視点があります。
スポーツに限らず、組織の中での新人時代というのは、つい「先輩に認められなければ」と力が入ってしまいます。
でも、その「認められたい」という気持ちで動くと、プレーが本来の自分らしさを失ってしまうんですね。
これを読んでくださっている、新しい環境で年上に陰口を言われているあなたへ。
「気にしない」というのは、すごく難しいことです。心無い言葉は、どうしても刺さってしまうものなんですよ。
ですから、無理に「気にしない」と頑張るのではなくて、「気になっても、自分のやることだけはやる」と決めてみてください。
挨拶はきっちり、丁寧に。練習は自分のために、淡々と。
そうやって過ごしているうちに、半年・1年と経つと、不思議と先輩たちの態度も変わってきます。
「この子は揺らがない人だな」「ちゃんと自分のペースを持っている人だな」と認識されるようになると、陰口の対象から、信頼の対象に変わっていくんですよ。
大学生活は、本当にあっという間です。
陰口を言う先輩たちの中で消耗するよりも、ご自分のために、ご自分のプレーを、楽しみながら磨いていってくださいね。