20代の女性です。
昨年、夫のプロポーズを受けて入籍しました。しかし、義母が「寂しい」と情緒不安定になり、義父も同調して、入籍を妨害しようとしてきたんです。
夫は「自分の人生は自分で決める」と言って入籍してくれましたが、それ以来、義母は夫からの連絡を完全に無視しています。
今年、友人を招いて結婚式を予定していますが、義母は相談も無視。義父は「母親が欠席なら親族も気まずいから、二人きりであげたら?」と提案してきます。
私から歩み寄りの手紙を出しても無視され、実の息子を陥れるような義父母の言動に、あきれ果てています。
私たちの門出なのに、相手の家族に振り回されるばかりの毎日に、疲れ切っています。
アドバイスをお願いします。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「それ以上はもう相手の領域なんです」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、人間関係を守るうえでとても大切なお話だからなんです。
人と人との間には、見えない「境界線」というものがあります。
「ここまでが自分の課題、ここから先は相手の課題」――この境界線をはっきりさせることが、お互いを大事にしながら関わっていくための、いちばんの土台になるんですよ。
ご相談者様は、誠実に手紙を書かれて、結婚式の相談もされて、できる限りの歩み寄りをされてきました。ここまでは、ご相談者様の「自分の領域」のお仕事です。
そこから先――「手紙を受け取って心を動かすかどうか」「結婚式に出るかどうか」は、義理のご両親の領域なんですね。
ここを混ぜてしまうと、「私がもっと頑張れば伝わるかもしれない」「もう一度誠意を見せれば変わってくれるかもしれない」と、相手の領域にまで踏み込んでしまって、自分が疲れ切ってしまうんです。
そして「沈黙」や「無視」というのは、相手から「何もしない」というかたちの強い意思表示でもあるんですよ。
これは寂しいですし、悔しいです。でも、それが今の相手の答えなんだと、いったん受け止めてさしあげてください。
これを読んでくださっている、義実家との関係でお悩みのあなたへ。
歩み寄りは続けていいんです。でも、相手から返ってこないことを、ご自分のせいだと思わなくていいんですよ。
そして何より大事なのは、ご主人様との関係を、お二人で温めていくことです。
「自分の人生は自分で決める」と言い切ってくださったご主人様は、あなたにとって、これからの人生のいちばん大事なパートナーです。
義実家との距離感に揺らいだ時こそ、まず、お二人で「私たちの家族はここにある」と確認し合ってみてくださいね。
新しいご家族の温かさは、これからお二人の手で、ゆっくりと育てていけるものなんですよ。