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リハビリ助手として、メンタルを崩していく高齢の患者さんにどう声をかけたら?(40代女性)

相談内容の要約
  • 40代女性。リハビリ助手として、高齢患者と関わる仕事をしている。
  • 長年勤めるうちに、年齢を重ねた患者がメンタルを崩していく場面に立ち会うことが増えた。
  • 若い自分が弱っていく人生の先輩にどんな言葉をかければよいか、プロとしての接し方を悩んでいる。

Q

40代の女性です。リハビリ助手として働いています。

患者さんたちは親世代から、さらに上の世代の高齢の方が多く、リハビリ中は和気あいあいと会話を楽しみながら、良い距離感で仕事に励んできました。

しかし、長く勤めていると、患者さんたちが年齢を重ね、体調の変化などでメンタルを崩してしまう場面に直面することが増えてきました。

それでも一生懸命にリハビリに通って、改善しようと頑張る姿を見ると、本当に胸が痛みます。

若くて体力もある私が、弱っていく人生の先輩方に、どのような言葉をかければ良いのでしょうか。励ましの言葉は、プレッシャーになるかもしれないと悩みます。

直接的な言葉を避けて、ただ静かに見守るのが一番良いのでしょうか。

プロとして、どう接するべきか、アドバイスをお願いします。

お仕事、本当に一生懸命に頑張ってらっしゃいますね。お話を伺っているだけで、患者さんへの思いやりがしっかりと伝わってきますよ。

今回のご相談を伺って思ったのですが――患者さん、ご利用者さんのことを「可哀想なお年寄りなんだ」と考えすぎない、ということが大切かもしれません。

いくつになっても、体がしんどくなったとしても、患者さんもあなたも、同じ一人の人間なんです。

若いご相談者様も、いずれその年齢を迎えていかれます。

ですから今この瞬間、患者さんが一生懸命にされていることを肯定する。相手の存在をそのまま尊重する。それが何より大事なんですよ。

「私が保護してあげなくちゃ」「助けてあげなくちゃ」と思いすぎてしまうと、お互いに息苦しくなってしまうんですね。

ご相談者様はご自分のお仕事を一生懸命にされて、患者さんたちは患者さんたちで頑張って今を生きていらっしゃる。そんなふうにフラットに受け止めてみてくださいね。

大変なお仕事だと思います。どうかご自分のお体にも気をつけて、続けていってくださいね。

私が先ほど「考えすぎないことが大切」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、援助のお仕事をされている方ほど大切なポイントだからなんです。

人を助けるお仕事は、相手の心の動きに敏感でないと務まりません。だからこそ、知らず知らずのうちに、相手の悲しみや辛さを、ご自分の中にまで取り込んでしまうことがあるんですよ。

その状態が続くと、共感のつもりが「同化」になってしまって、ご自分の心がすり減っていきます。

これは「プロとして失格」なんてことではないんです。むしろ相手を大切に思う気持ちがあるからこそ、起きてしまうことなんですね。

ですから、相手を「弱っている人」「守ってあげる人」と一段下に置くのではなくて、「同じ人生を生きている一人の人」として、ヨコの目線で見てみてください。

それだけで、関わり方がずいぶん楽になります。

そして、励ましの言葉が「プレッシャーになるかもしれない」と気にされる優しさも、本当に素敵だと思います。

声をかけるかどうかよりも、「いま、ここでこの方を尊重している」というあなたの態度そのものが、患者さんにとって何よりの支えになっているんですよ。

無理に明るい言葉をかけなくていいんです。一緒に黙って手を動かす時間、一緒に空を見上げる時間、それも立派なケアです。

そして、これを読んでくださっている対人援助のお仕事をされているあなたに、ひとつだけ覚えておいてほしいんです。

あなたが倒れてしまったら、誰もケアできなくなってしまいます。

患者さんやご利用者さんを支えるためにも、ご自分のお体と心を、一番に大切にしてくださいね。

それは、わがままでも甘えでもなくて、プロとして必要なセルフケアなんですよ。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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