数ヶ月前、母が自死を遂げました。 「もっと母に寄り添ってあげればよかった」「私が母の心の居場所になってあげたかった」と、母への後悔が募る日々で、毎日涙に暮れています。
精神科へ通院し、お薬も処方していただいていますが、気持ちはずっと憂鬱なままです。 これから先、どのような心持ちで過ごしていけば良いのでしょうか。
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数ヶ月前、母が自死を遂げました。 「もっと母に寄り添ってあげればよかった」「私が母の心の居場所になってあげたかった」と、母への後悔が募る日々で、毎日涙に暮れています。
精神科へ通院し、お薬も処方していただいていますが、気持ちはずっと憂鬱なままです。 これから先、どのような心持ちで過ごしていけば良いのでしょうか。
この度は、謹んでお悔やみ申し上げます。
親が亡くなるというのは、ただそれだけでも本当に辛いことですよね。ですから、ご相談者様のショックや深い悲しみ、そして「もっと何かできたのではないか」という悔しさや後悔など、複雑なお気持ちは察するに余りあります。
今回のようなお悩みに対して、まずは具体的なこととして「体を動かしてみる」ことをご提案します。
例えば、お母様のご供養のためにお墓参りをされるのも良いでしょう。忌明けの区切りがついたら、ご供養のための行動を少しずつ取ってみてください。無理のない範囲で予定を立てて、体をどんどん動かしていくことで、自然と気持ちも動いていくものです。
そうして行動していくうちに、少しずつお気持ちが落ち着いてこられたら、こう考えてみてください。 「お母様の人生はお母様のもの」であり、お母様がご自身の人生の修行として選ばれたことなのだと、少しずつ受け止めてみてはいかがでしょうか。
そしてご自身は、お母様からいただいた大切な体と命を守り、ご自分のために一生懸命に生きてください。 ご相談者様がご自身の人生を心から楽しみ、幸せでいること。それこそが、お母様の何よりの望みですからね。

たま先生の解説
心理のポイント
今回、「まずは体を動かしてみましょう」とお伝えしたのには、心の仕組みに基づいた大切な理由があります。
大切な方を突然亡くされたとき、心はあまりのショックから身を守るために、動きを止めてしまいます。とくに後悔や自責の念が強い状態では、頭の中だけで「もしもあの時……」と過去をぐるぐると反芻してしまい、憂鬱な沼から抜け出せなくなってしまうんです。
このようなとき、心に直接アプローチして「前を向こう」とするのはとても難しく、かえって苦しくなってしまいます。だからこそ、まずは「体から動かす」ことが有効です。お墓参りやご供養など、亡くなった方への想いを具体的な行動に移すことで、止まっていた心の時間が少しずつ前に進み始めます。
また、「お母様の人生はお母様のもの」ともお伝えしました。 ご家族が苦しんでいると、愛情深く優しい人ほど「自分のせいだ」「私がなんとかできたはずだ」と、心の境界線を越えてご自身を激しく責めてしまいます。しかし、どれほど愛する家族であっても、その人の人生の選択はその人自身のものです。冷たく聞こえるかもしれませんが、この「心の境界線」を引くことが、残されたご自身を守るためにとても重要になります。
この記事を読んでくださっている方の中にも、大切な方を亡くして深い後悔の渦中にいる方がいらっしゃるかもしれません。どうか、これ以上ご自身を責め続けないでください。
あなたが残されたご自身の命を大切にし、少しずつでも笑顔を取り戻して幸せに生きていくことが、見守ってくれている方への一番の供養になります。今はまだ悲しみのどん底にいても大丈夫です。あなたのペースで、少しずつ体を動かすところから始めてみてくださいね。