50歳の女性です。変な体質になってしまいました。
部屋にいると顔がカッと熱くなるのに、足先は氷のように冷たいのです。お風呂に入ってもすぐ冷えてしまいます。自律神経がおかしくなっているのでしょうか。
最終更新日:
50歳の女性です。変な体質になってしまいました。
部屋にいると顔がカッと熱くなるのに、足先は氷のように冷たいのです。お風呂に入ってもすぐ冷えてしまいます。自律神経がおかしくなっているのでしょうか。
50代という年齢は、人生の後半に向けて、心と体に様々な変化が起きやすい時期ですね。急な変化にご不安になるお気持ち、とてもよくわかりますよ。
私たちの心と体は深く繋がっています。心がリラックスして穏やかな状態であれば、体全体のバランスも整い、心地よい状態が保たれます。ですが、年齢を重ねる中での環境の変化や、知らず知らずのうちに溜まった心の緊張、ストレスなどがあると、自律神経のバランスが少し揺らぎやすくなります。その結果、緊張や不安が上にのぼって頭や顔がカッと熱くなり、一方で足元が冷え切ってしまうような、心身のアンバランスな現象が起きてくることがあるのです。
今回のお体の状態について、まずは病院で検査を受けて、体に何か特別な病気が隠れていないかを確認することも大切です。その上でね、もし医学的な観点で何も問題がないようでしたら、今度は「心の緊張」を解きほぐし、心と体のバランスを優しく整えることを考えてみられてはいかがでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほどの回答で「心と体の繋がり」や「心の緊張を解きほぐすこと」についてお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、原因のはっきりしない体の不調は「心がSOSを出しているサイン」であることも多いからなのです。
50代という年代は、ご家族の状況の変化や、これからのご自身の生き方への漠然とした不安など、目に見えないプレッシャーやストレスを抱えやすい時期でもあります。そうした心の緊張状態(交感神経が優位な状態)が長く続くと、自律神経のリズムが乱れ、末端が冷えたり、行き場を失った熱が上半身にこもるような感覚を引き起こすことがよくあります。
この記事を読んでくださっている方の中にも、理由のわからない体の冷えや火照り、だるさに悩んでいる方がいらっしゃるかもしれませんね。「どこか悪い病気かしら」「私の体、どうしちゃったんだろう」と不安になること自体が、さらに心と体を緊張させてしまうという悪循環に陥ることもあります。
まずは病院で安心をもらうこと。そして「異常なし」と言われたら、「あぁ、私が気づかないうちに、心が少し無理をして、体が休んでねというサインを出してくれたんだな」と受け止めてみてください。
無理に今の症状をコントロールしようと焦るのではなく、温かいお茶を飲んでホッと息をつく時間を作ったり、好きなことをして頭の中をからっぽにしたり。ご自身の心と体を「いつも頑張っているね」と優しく労わる時間を持ってあげてくださいね。心がホッと緩んで安心できれば、自然と体のこわばりも解けて、巡りも良くなっていきますよ。