ご相談者様はご自身のことをしっかりと分析されていて、「もう若くない」という言葉が自分を正当化するための言い訳だと、すでにご自身で気づいていらっしゃるのですね。本当に素晴らしいことだと思います。
ご自身でお考えになっている通り、本当にそうなんですよね。「呪い」という風におっしゃっていますが、この思い込みを止めるために、少しだけご自身の心の中を探ってみていただきたいのです。
心のどこかで「若いということこそが最強で、若ければ無限大の未来を持っている」と思い込んでいらっしゃらないでしょうか。もし「若さが最強で無限大」なのだとしたら、「今日がこれからの人生で一番若い日」というよく言われる言葉を思い出していただきたいのです。
「10年前ならできたのに」と今思っていることは、きっと10年後にも同じように「あの時やっておけば」と思うのではないでしょうか。
人間というのは、自分が思い込んだ世界が目の前に広がるようになっているんですね。もし「48歳だから恋も新しい仕事もできない」と思い込んでいれば、本当にその通りの現実がやってきます。ですが、「今だからこそ、恋も転職もどんどんできるぞ!」と考えるようになると、それがどんどん実現していくものなのです。
まだまだ人生これからですよ。楽しむ方に気持ちを向けて、色々なことにチャレンジしてみてくださいね。大丈夫です。
たま先生の解説
心理のポイント
今回、私がご相談者様に「人間は自分が思い込んだ世界が目の前に広がる」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、人間には「自分の信じていることを証明するような証拠ばかりを無意識に集めてしまう(確証バイアス)」という性質があるからです。
「若くないから無理だ」と自分で決めてしまうと、脳は「失敗する理由」や「諦めるべき理由」ばかりを探し出し、自らその通りの現実を作り上げてしまいます。ご相談者様は「傷つくのが怖いから言い訳をしている」と気づかれていましたが、それは自分の心を守ろうとする正常な防衛本能であり、決して恥ずかしいことではありません。
この記事を読んでくださっている方の中にも、「年齢」や「今の環境」を理由にして、本当にやりたいことから目を背けてしまっている方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、「できない理由」を探すのを少しだけお休みして、「もし年齢が全く関係ないとしたら、私は何をしたいかな?」と心に問いかけてみてください。今日があなたにとって一番若い日です。ほんの小さなこと、例えばいつもと違う色のリップを買ってみるだけでも、思い込みの呪いは少しずつ解けていきますよ。どうかご自身の可能性を自分で閉じ込めず、これからの人生を軽やかに楽しんでくださいね。