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経絡治療が「効かない」と感じるあなたへ。現役鍼灸師が教える3つの原因と効果を高める「養生」の秘密

  • 「せっかく経絡治療に通い始めたのに、思ったように痛みが引かない…」
  • 「施術を受けた直後はいいけれど、すぐに元に戻ってしまう」
  • 「何回通えば治るの? このまま続けていて本当にお金と時間の無駄にならない?」

今、この記事を開いてくださったあなたは、そんな不安や焦りを感じているのではないでしょうか。

そのお気持ち、痛いほどよくわかります。私の鍼灸院や相談室にも、同じような悩みを抱えて来られる方がたくさんいらっしゃいます。

でも、どうかご安心ください。「すぐに効かない=効果がない」とは限りませんし、「あなたの体が治らない」わけでもありません。

東洋医学は、魔法のように一瞬で全てを消し去るものではなく、あなたの体が本来持っている「治る力(自然治癒力)」を呼び覚ますものです。

今回は、現役の鍼灸師でありカウンセラーでもある私が、経絡治療が「効かない」と感じてしまう原因と、その壁を乗り越えて本当の健康を手に入れるためのヒントをお伝えします。

諦める前に、少しだけ私の話に耳を傾けてみてくださいね。

監修者
たま先生(中森万美子)の写真

中森万美子鍼灸院 院長

たま先生(中森万美子)

鍼灸師・心理カウンセラー。「心身一如」を掲げ、東洋医学(体)と心理学(心)の両面から、40代以降の更年期・自律神経の悩みに寄り添う。
FM845パーソナリティや歌手としても活動し、その声と人柄はSNS総フォロワー4万人超に支持されている。著書『40歳からの幸せの法則』。

目次

経絡治療を受けても「効かない」と感じてしまう3つの原因

「先生、私の体、全然変わらないんです…」

そうおっしゃる患者様の体を診させていただくと、実は体の中ではしっかりと変化が起きていることが多々あります。

では、なぜ「効かない」と感じてしまうのでしょうか? 主な3つの原因を見ていきましょう。

原因1:好転反応(瞑眩・めんげん)を「悪化・効果なし」と誤解している

治療を受けた翌日に体がだるくなったり、痛みが移動したり、あるいは一時的に痛みが強くなったように感じたことはありませんか?

これは東洋医学「瞑眩(めんげん)」と呼ばれる好転反応の可能性があります。

滞っていた気(き)血(けつ)が巡り始め、体が悪い状態から良い状態へ変わろうとする時、一時的にだるさや不調のような反応が出ることがあります。これは、あなたの体が「治ろうとして頑張っているサイン」でもあります。

これを「悪化した」「合わなかった」と判断して治療をやめてしまうのは、とてももったいないことです。

ただし、施術による刺激が強すぎた場合(ドーゼオーバー)の可能性もゼロではないため、不安な場合は施術者に相談することをお勧めします。

関連記事
東洋医学とは?西洋医学との違いや「気・血・水」の考え方をわかりやすく解説|40代からの不調ケア

原因2:長年の不調で感覚が鈍り、小さな「変化」に気づけていない

慢性的な肩こり腰痛自律神経の乱れに長年悩まされている方ほど、脳が「痛い状態」を記憶してしまっています。

そのため、治療によって筋肉が緩んだり、呼吸が深くなったりといった「良い変化」が起きていても、脳が「まだ痛い!まだ辛い!」とアラートを出し続けてしまうことがあるのです。

「痛み」だけにフォーカスするのではなく、「昨夜はぐっすり眠れた」「ご飯が美味しく感じた」「足先がポカポカする」といった、小さな体の変化に目を向けてみてください。そこに回復の兆しが隠れています。

原因3:施術(受動的ケア)だけに頼り切りで、根本的な「養生」が不足している

実はこれが、最も多い原因であり、私が一番お伝えしたいことです。

鍼灸や指圧といった経絡治療は、あくまであなたの治癒力を「後押しする」スイッチです。

スイッチを入れても、肝心の「治すためのエネルギー(正気・せいき)」が体になければ、車は走り出しません。

「先生に治してもらおう」と施術を受けるだけで、家に帰ってからは暴飲暴食、睡眠不足、冷えっぱなし……これでは、どんな名医の治療も「効き目」を発揮できないのです。これを東洋医学では「不摂生」と言い、病気の原因の一つ(不内外因・ふないがいいん)と考えます。

東洋医学の真実!経絡治療の効果が出にくい人の共通点とは?

もう少し詳しく、東洋医学の視点で「効果が出にくい人」の特徴を紐解いてみましょう。

週1回の治療だけでは「残り6日間の生活習慣」に勝てない現実

仮に週に1回、60分の治療を受けたとします。でも、1週間は168時間あります。

残りの167時間、あなたがどのような姿勢で過ごし、何を食べ、どう心を動かしているか。治療効果の持続性は、この「治療を受けていない時間の過ごし方」に大きく左右されます。

治療院はマイナスをゼロに戻す場所ですが、ゼロからプラスへ持っていくのは、あなた自身の生活習慣(養生)なのです。

気・血・水の巡りを妨げる「隠れ冷え」や「ストレス(気滞)」の影響

経絡治療は、体内を巡る「気(き)・血(けつ)・津液(しんえき ※水)」のバランスを整える治療です。

しかし、普段の生活で体を冷やしていたり、強いストレスを感じて気が滞っている(気滞・きたい)状態だと、せっかく治療で巡らせても、すぐにまた詰まってしまいます。

特に「冷え」は万病の元です。冷えて血流が悪くなると「瘀血(おけつ)」というドロドロ血の状態になり、さらに巡りが悪化します。

まずは自分自身で「冷やさない」「巡らせる」土台を作ることが大切です。

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【気滞とは】イライラや喉のつかえは「気の滞り」?原因と自分でできる整え方

40代以降の女性は「腎虚(じんきょ)」による回復力低下も要因に

東洋医学では、成長や発育、生殖、老化、生命エネルギーを司る場所を「腎(じん)」と呼びます。

女性は7の倍数で体が変化すると言われますが、特に40代以降は、この「腎」のエネルギー(精気)が少しずつ減っていく時期に入ります。これを「腎虚(じんきょ)」と言います。

腎の力が弱まると、自然治癒力や回復力も低下し、老化現象が現れやすくなります。

「若い頃は一晩寝れば治ったのに」と感じるのはこのためです。

40代以降の方が治療効果を感じにくい場合、単にコリをほぐすだけでなく、この「腎」を補うようなケア(補腎)を生活に取り入れることが不可欠になります。

「効かない」現状を打破するために!今日からできる対策と見極め

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

施術者に不安を伝え、弁証(診断)と治療方針を再確認する

もし今の治療に不安があるなら、正直に施術者に伝えてみてください。

「あまり変化を感じないのですが…」

この一言が、治療の突破口になることがあります。

東洋医学では「弁証(べんしょう)」という診断プロセスが全てです。「四診(望・聞・問・切)」によって情報を集め、証(診断)を立てます。もしかすると、見立てを修正する必要があるかもしれませんし、あなたが気づいていない変化を先生が説明してくれるかもしれません。

誠実な施術者であれば、あなたの不安を受け止め、治療計画を見直したり、説明を尽くしてくれるはずです。

治療院を変える前に試すべき「自分で治す力」の底上げ

治療院を変える(ドクターショッピングをする)前に、ぜひ試していただきたいことがあります。

それは、「自分で自分の体をケアする時間」を持つことです。

人任せにするのではなく、「私の体は私が良くするんだ」という意識を持つこと。

これだけで、脳と体への指令が変わり、治療の効果は何倍にも跳ね上がります。

「でも、何をすればいいの?」

そんなあなたに、私から提案があります。

自分で巡らせて整える。「たま式 養生経絡ストレッチ」という新しい選択肢

治療院に通う時間がない、通っても効果が持続しない。

そんな悩みを抱える40代〜60代の女性のために、私が考案したのが「たま式 養生経絡ストレッチ」です。

施術任せを卒業!東洋医学のプロが考案した「自分でできる経絡治療」

鍼灸院の院長として多くの患者様の体に触れてきた経験から、体中を巡る「経絡」の流れをスムーズにするための動きをストレッチに落とし込みました。

難しいツボの知識は要りません。呼吸に合わせて体を動かすだけで、鍼灸治療を受けた時のような「巡りの良さ」を自分で作ることができます。

これは、単なる柔軟体操ではありません。「自分で自分を治療する」ための養生法なのです。

40代~60代女性に特化!1回60分で心身をリセットするオンラインレッスン

「腎」を補う動き
年齢とともに低下するエネルギーをチャージします。

「肝」を緩める動き
ストレスで硬くなった心と体を解き放ちます。

「脾(ひ)」を整える動き
胃腸の働きを助け、気血を作る力を高めます。

更年期特有の不調や、なんとなく続くダルさ(未病)に悩む同世代の女性に特化したプログラムです。

オンラインなので、ノーメイクでも、パジャマのままでも大丈夫。

自宅があなただけの「治療院」に変わります。

まずは体験!自分の体と対話する時間が、治療効果を劇的に変える

週に1回、60分だけ、自分の体のためだけに時間を使ってみませんか?

「ここが詰まっているな」「今日はここが冷えているな」

ストレッチを通して自分の体の声を聞く(対話する)習慣がつくと、普段の生活でも無理をしなくなり、結果として鍼灸治療などの効果も出やすくなります。

「他力(施術)」「自力(ストレッチ)」の相乗効果で、あなたの体は変わります。

まとめ:経絡治療が効かないと諦める前に、アプローチを変えてみよう

経絡治療が効かないと感じるのは、あなたの体が「もっと根本的なケアをしてほしい」と訴えているサインかもしれません。

施術を受けることはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、あなた自身が自分の体を慈しみ、整えてあげることです。

「たま式 養生経絡ストレッチ」で、その第一歩を踏み出してみませんか?

私と一緒に、心地よく巡る体を取り戻しましょう。

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参考資料

オールカラー版 基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書

監修
平馬直樹、浅川要、辰巳洋
発行所
株式会社ナツメ社
発行日
2014.01.20
出版社サイトを見る
参考資料

東洋医学はなぜ効くのか ツボ・鍼灸・漢方薬、西洋医学で見る驚きのメカニズム

著者
山本高穂、 大野智
発行所
講談社ブルーバックス
発行日
2024.05.16
出版社サイトを見る
参考資料

心も体もととのう 漢方の暮らし365日

著者
川手鮎子
発行所
自由国民社
発行日
2021.09.28
出版社サイトを見る

体が整うことで、心も整う
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