女性ばかりの現場で数年働いています。職場は風通しが悪く、長年勤めるお局たちが新しいことを拒み、勤務中の陰口や悪口が日常茶飯事です。上司はお局より年下のため、彼女たちのわがままを受け入れて、見て見ぬふりをしてやり過ごしています。
お局は事務作業が苦手で、私はそれをこなすために嫉妬され、人前でマウントを取られて見下されます。上司に相談しても、お局の巧みな話術に騙されているのか「彼女はそんな人じゃない。あなたにも原因がある」と全く信じてもらえません。
お局は過去の部署でも周囲を疲弊させていた問題人物で、人によって態度や言うことが違うことに恐怖すら感じます。身体と心は限界ですが、別の職場にいっても同じような人はいると思うと転職に踏み出せません。
私はこの理不尽な状況をどうやり過ごせばいいのでしょうか?

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「他の職場がすべて同じということはありませんから、転職をお考えになってみてはいかがでしょうか」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、私たちが強いストレスに長期間さらされて心身が疲弊しきってしまうと、「どこへ行っても同じだ」「私にはどうせ無理だ」といった『認知の歪み(思い込み)』が起こりやすくなるからなんです。
特に、理不尽な攻撃を受け続けたり、誰にも信じてもらえなかったりする環境にいると、視野が狭くなり、逃げ道がないように錯覚してしまいます。でも、それはあなたの心が弱っているサインであって、決して事実ではありません。世の中には、あなたが穏やかに、そして実力を発揮して働ける場所が必ずあります。
この記事を読んでいる読者の皆さんの中にも、職場の人間関係で深く悩み、「逃げるのは甘えかもしれない」と自分を責めている方がいるかもしれません。ですが、心が壊れてしまう前に環境を変えることは「逃げ」ではなく、自分を大切にするための「立派な防衛」です。
また、「またやってるなと俯瞰する」というアドバイスは、相手の感情と自分の感情の間に『境界線』を引くためのテクニックです。相手の理不尽な怒りや嫉妬は、相手自身が処理すべき心の問題であり、あなたが受け取る必要はまったくありません。
「これは私の問題ではない」と心のシャッターを下ろし、淡々と事実だけを記録する。そうすることで、相手の感情に巻き込まれず、自分の心を守ることができるようになります。どうか、ご自身の心と体を一番に優先して、心地よく過ごせる選択をしてくださいね。