36歳の女性です。夫は営業職です。だから仕方ないのかもしれませんが、息子の保育園のイベントに夫が来たことは1度もありません。
運動会、発表会、いつも理由は同じで「急にお客さんとのアポが入った」と言います。でも、本当にそうなのでしょうか。営業って自分で予定を組める仕事じゃないのでしょうか。本当はただ面倒なだけじゃないのか。
息子がかわいそうで仕方がありません。父親の席だけがいつも空っぽです。私だけが悪者のように、夫の嘘を息子に言い聞かせています。もう疲れました。この言い訳を私はいつまで信じればいいのですか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「罪悪感を持たせるのではなく、見に行きたいと思わせる方向に」とお伝えしたのは、心の仕組みとして、人は「責められている」「期待に応えられていない」と感じると、無意識にその場から距離を置こう(逃げよう)としてしまう性質があるからなんです。
「息子がかわいそう」「嘘を言い聞かせるのに疲れた」と、あなたが一人で孤軍奮闘し、深く傷ついていらっしゃるお気持ちは痛いほどよく分かります。でも、ご主人を「本当は面倒なだけだ」と疑う苦しいフィルター越しに見てしまうと、ご主人もそれを敏感に察知して、ますます家庭や行事の場に居心地の悪さを感じてしまうという悪循環に陥ってしまうのですね。
心理学的に見ても、人の行動を変えるには「北風(批判や罪悪感)」よりも「太陽(喜びの共有やポジティブな感情)」の方が圧倒的に効果的です。
この記事を読んでくださっている方の中にも、パートナーの育児参加が少なくて「私ばかりが負担を抱えている」「家族への愛情がないのではないか」と孤独を感じている方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、「父親なんだから来て当然」という正論を一度そっと横に置いてみませんか。そして、「あなたがいなくて寂しかった」というご自身の素直な本音を、「責める言葉」ではなく「今日の我が子の可愛かった姿」に包んで伝えてみてください。
「俺もその場にいたかったな」「次はなんとかして行こう」と、ご主人の心に自然な親心が育っていくのを、まずは焦らずに待ってあげてくださいね。あなたのその優しい歩み寄りが、きっとご夫婦の温かいチームワークを作っていく第一歩になりますよ。ご自身の頑張りも、どうかたっぷり褒めてあげてくださいね。