38歳の男性です。妻と結婚して5年、3歳の娘がいます。妻は何かあるたびに娘を連れて実家に帰ります。僕が少しでも意見を言おうものなら「もういい」と荷物をまとめて出ていきます。話し合いになりません。
いつも僕だけが悪者です。迎えに行っても、義両親の前で僕を責め立てます。もう疲れました。
これは夫婦なのでしょうか。娘にとっても父親である僕の存在は何なのでしょうか。こんな不安定な関係を続けるくらいなら、もう離婚した方がいいのかもしれない。そう考えてしまう僕は間違っていますか。
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38歳の男性です。妻と結婚して5年、3歳の娘がいます。妻は何かあるたびに娘を連れて実家に帰ります。僕が少しでも意見を言おうものなら「もういい」と荷物をまとめて出ていきます。話し合いになりません。
いつも僕だけが悪者です。迎えに行っても、義両親の前で僕を責め立てます。もう疲れました。
これは夫婦なのでしょうか。娘にとっても父親である僕の存在は何なのでしょうか。こんな不安定な関係を続けるくらいなら、もう離婚した方がいいのかもしれない。そう考えてしまう僕は間違っていますか。
なるほど。お話を伺って、いくつか気にかかることがございますね。
まずは「話し合いにならない」ということですね。話し合いができなければ、ご夫婦に限らず、人間関係を継続していくことはとても難しいものです。奥様はご自分の思いを通すために、話し合いではなく強硬手段に出られてしまう。大人として関係を築いていくお気持ちが、少し見えにくいのかなと感じます。
もう一つは、義理のご両親の前でご相談者様を責められるということです。ご夫婦の喧嘩の理由や、どちらが悪いのかということはこの文章だけでは分かりません。ですが、ご相談者様にとって反論しにくい不利な状況で一方的に責め立てるというのは、いかがなものでしょうかね。おっしゃるように、お子さんへの影響も決して良いものではありません。
話し合いができず、一方的に責められるだけの関係を長く続けていくのは、やはりとても難しいことなのかなと感じます。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「話し合いができず責めるだけの関係を長く続けるのは難しい」とお伝えしたのは、心の仕組みとして、夫婦関係の土台には「心理的安全性(この人になら自分の気持ちを話しても攻撃されないという安心感)」が絶対に必要だからなんです。
奥様が実家に帰り、ご両親の前であなたを責めるという行動は、心理学的に見ると「パワーゲーム(主導権争い)」の一種です。自分のホームグラウンド(実家)という絶対的に有利な状況を作ることで、自分の正当性を守ろうとしているのですね。しかし、これでは対等な夫婦のコミュニケーションは成り立ちません。
「いつも僕だけが悪者になる」と疲れ果ててしまうのは、あなたが優しいからこそ、その不均衡なパワーゲームの受け皿になってしまっているからです。「離婚した方がいいのかもしれない」と考えるのは、決してあなたが無責任だからでも間違っているからでもなく、これ以上傷つかないために心がSOSを出している正常な防衛反応なのですよ。
この記事を読んでくださっている方の中にも、パートナーと話し合いができず、いつも一方的に責められて「自分が悪いのだ」と孤独に抱え込んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、「私がもっと我慢すれば丸く収まる」とご自身の感情に蓋をするのはやめましょう。「私はこれ以上、対等に話し合えない関係で傷つきたくない」と、心に境界線を引くことが大切です。当事者同士での解決が難しい場合は、第三者(夫婦問題の専門家やカウンセラーなど、中立な立場の人)を交えることも一つの方法です。あなたが「父親としての自信」や「一人の人間としての尊厳」を取り戻せるよう、まずはご自身の心を守ることを一番に考えてあげてくださいね。