38歳の女性です。昨夜、夫と大喧嘩をしました。売り言葉に買い言葉で、お互い罵り合いました。
今朝、娘の部屋を片付けていましたら、机の上にノートが開かれていました。そこに小さな字で「パパもママも、もう喧嘩しないで」と書かれていました。息が止まりました。
大人の都合でこの子の心を傷つけていた。安全なはずの家を、地獄に変えていた。私たちは最低の親です。この罪悪感をどうすればいいですか。どうすれば娘の信頼を取り戻せますか。
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38歳の女性です。昨夜、夫と大喧嘩をしました。売り言葉に買い言葉で、お互い罵り合いました。
今朝、娘の部屋を片付けていましたら、机の上にノートが開かれていました。そこに小さな字で「パパもママも、もう喧嘩しないで」と書かれていました。息が止まりました。
大人の都合でこの子の心を傷つけていた。安全なはずの家を、地獄に変えていた。私たちは最低の親です。この罪悪感をどうすればいいですか。どうすれば娘の信頼を取り戻せますか。
大好きなご両親が喧嘩をしている姿は、お子さんにとって本当に辛いことです。きっと不安で、とても怖い思いをされたでしょうね。
娘さんの信頼を取り戻すということについてですが、娘さんはね、お父さんのこともお母さんのことも、何があっても信頼していらっしゃるのですよ。
ですから、まずはノートに書かれていたその言葉をご主人様としっかりと共有されて、今後は絶対に「娘さんの前で嫌な喧嘩をしない」と決めることが大切です。
そして、ご相談者様を苦しめているその罪悪感についてですが、今回の出来事を「これから家族がもっと仲良くなっていくと改めて決意するための、大切なきっかけ」をお子さんがくださったのだとお考えになってみてはいかがでしょうか。その大切な気づきを胸に、これから前に進んでいかれたら良いと思いますよ。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「娘さんはご両親を信頼している」「この罪悪感を、家族が仲良くなるための大切なきっかけにして」とお伝えしたのは、心の仕組みとして、親が自分を責め続けて暗い顔をしているよりも、失敗から学んで笑顔を取り戻すことの方が、子供の心に本当の安心感を与えるからなんです。
「私たちは最低の親だ」と深くご自身を責め、息が止まるほどのショックを受けられたのは、あなたが娘さんを心から愛し、大切に思っている何よりの証拠です。愛情がない親は、子供のメモを見てもこれほどの罪悪感は抱きません。
心理学的に見ても、子供にとって家庭は世界のすべてです。そこで両親が罵り合う姿は、基盤が揺らぐような恐怖を与えます。ですが、子供の親に対する愛情と信頼はとても深く、ちょっとしたことでは壊れません。娘さんがノートにあの言葉を残せたのは、「パパとママなら分かってくれるはずだ」という信頼が根底にあるからこそなのです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、感情的になって子供の前でパートナーを責めてしまったり、声を荒げてしまったりして、後から激しい自己嫌悪に苛まれた経験がある方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、「取り返しのつかないことをした」と過去の自分を罰し続けるのではなく、「気づかせてくれてありがとう。もう二度と同じ悲しみは与えないよ」と、未来の行動を変えるエネルギーに変換してください。
完璧な親などどこにもいません。間違えてしまった時は、ご夫婦で素直に反省し、子供に「ごめんね、もうパパとママは仲良しだよ」と安心させてあげること。その修復のプロセスを見せること自体が、子供にとって「人間関係はやり直せる」という大切な学びになりますよ。まずはご主人としっかりお話しをして、温かいご家庭をもう一度築き直してくださいね。