20代の女性です。子なしバツイチです。元夫はとても見栄っ張りで、家を建てる際、彼のローンが通らなかったため、私名義で5,000万円以上のローンを組み、彼好みの豪華なオプション付きの家を建てました。
その後、「次は子供だね」と言われ、姑からも「家事は女がやるもの」と釘を刺されるなど、今後の結婚生活に強い不安を感じ、私から離婚を切り出しました。
現在、私には全てを支えてくれる新しい彼氏や周囲の人たちがおり、彼らの為にも早く笑顔になりたいと思っています。しかし、「一人の人生を最後まで守れなかった」という悔しさや罪悪感から、今もうつ状態が続いています。
また、同じ失敗を繰り返すのではという不安もあり、「自分を責めるのをやめたいのに、責めなければならない」気がして苦しいです。どうすればこの気持ちは楽になるのでしょうか?

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「前のご主人の人生は、ご主人がご自身でなんとかするものです」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、優しくて責任感の強い人ほど、相手と自分の「境界線」が曖昧になり、背負わなくていい他人の人生の責任まで背負い込んでしまうからです。
相談者さんは「一人の人生を最後まで守れなかった」と罪悪感を抱えていらっしゃいましたが、そもそも夫婦であっても、別の人間です。相手の人生の課題(見栄を張ることやローンを組めないこと)を、あなたが代わりに解決したり、尻拭いをしたりする必要は全くありません。あなたがご自身の心と未来を守るために「離婚」という選択をしたのは、決して無責任な失敗ではなく、自分自身を大切にするための大正解の行動なのです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、過去の恋愛や結婚について「私がもっとこうしていれば」「相手を見捨ててしまったのではないか」と、自分を責め続けて苦しんでいる方がいらっしゃるかもしれませんね。
心の仕組みとして大切にしていただきたいのは、「自分を罰することで、過去の出来事のバランスを取ろうとしないこと」です。「責めなければならない気がする」というのは、幸せになることへの無意識のブレーキです。
あなたはもう、十分に傷つき、十分に学ばれました。過去の出来事は「失敗」ではなく、あなたがより幸せな未来を選ぶための「経験」です。他人の人生の重荷を下ろし、「私は私の幸せだけを考えていいんだ」と、ご自身に幸せになる許可を出してあげてくださいね。