30歳の女性です。来月、結婚1年の記念日を迎えます。半年前から計画していたハワイ旅行を、私はとても楽しみにしていました。
ところが夫が急に大事なプロジェクトに抜擢されたとのことで、旅行をキャンセルしたいと言い出したのです。仕事が大事なのは分かります。しかし、結婚記念日なのです。たった1度の、初めての結婚記念日です。
2人の大切な約束より、仕事が優先されるのでしょうか。夫にとって妻というのは、ただ仕事を理解してくれる都合のいい女なのでしょうか。もう彼のことが分かりません。
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30歳の女性です。来月、結婚1年の記念日を迎えます。半年前から計画していたハワイ旅行を、私はとても楽しみにしていました。
ところが夫が急に大事なプロジェクトに抜擢されたとのことで、旅行をキャンセルしたいと言い出したのです。仕事が大事なのは分かります。しかし、結婚記念日なのです。たった1度の、初めての結婚記念日です。
2人の大切な約束より、仕事が優先されるのでしょうか。夫にとって妻というのは、ただ仕事を理解してくれる都合のいい女なのでしょうか。もう彼のことが分かりません。
それは悲しいですね。ずっと前から楽しみにされていたのですから、余計にお辛いお気持ちになるのは当然のことです。
仕事と家庭のバランス、どちらを優先するかという問題には、実は絶対的な正解がありません。なぜなら、どちらも生きていく上で大切だからです。そして、どちらかをないがしろにして良いというものでもないのですね。
今回のことですが、急なお仕事でのキャンセルは仕方ないとしても、ご主人から何か「代替案」の提案はありましたでしょうか。ハワイではなくても、どこかで美味しいお食事をするとか、プレゼントを贈り合うといった別の計画がまずあったのか、なかったのか。
もしそれがなかったのであれば、ご主人様に対して「今回はとても楽しみにしていたから、別の形での埋め合わせを楽しみにしているね」と、可愛らしく伝えてみられるのも一つの方法です。そしてその後は、いつも通り普通に接していくというのはいかがでしょうかね。
まだご結婚されて1年というところで、これからお2人の心地よい形を作っていく段階です。お互いが苦しくならないように、どうか軽やかにお話しされてみてくださいね。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「代替案を楽しみにしているね、と軽やかに伝えてみて」とアドバイスさせていただいたのは、心の仕組みとして、期待が外れて悲しい時ほど、私たちは相手の愛情を「極端な解釈」で測ろうとしてしまうからなんです。
今回のように「約束がキャンセルされた」という事実に対して、「私の優先順位が低いんだ」「ただの都合のいい女なんだ」と結びつけてしまうのは、心理学でいう「認知の歪み」が起きている状態です。ご主人は決してあなたを軽んじているわけではなく、目の前の大きな責任(プロジェクト)に意識が集中してしまっているだけ、ということが夫婦間ではよく起こります。
「初めての記念日」という特別な期待があったからこそ、裏切られたような絶望感を感じてしまうのは無理もありません。あなたのその深い悲しみは、ご主人をそれだけ大切に想っている愛情の裏返しでもあります。だからこそ、どうかご自身を「都合のいい女」だなんて低く扱わないでくださいね。
この記事を読んでくださっている方の中にも、パートナーとすれ違って「私のことなんてどうでもいいんだ」と悲観的になってしまう方がいらっしゃるかもしれません。そんな時は、「どうしてわかってくれないの」と悲しみをぶつけるのではなく、「私はこうしてほしかったな」「次はこうしてくれると嬉しいな」と、具体的なリクエストとして伝える練習をしてみませんか。
夫婦の絆は、最初から完璧なものではありません。予定の変更や失敗があっても、その都度「じゃあどうする?」と二人で新しい答えを見つけていくことで、少しずつ確かな形になっていくのです。まずはご自身の悲しかった気持ちを優しくハグして、次の楽しい計画に目を向けてみてくださいね。