46歳の男性です。先日、半年に1度のボーナスが出ました。60万円です。深夜までの残業もしましたし、嫌な上司にも頭を下げました。全てはこの日のためでした。
しかし家に帰ると、妻は笑顔で「お疲れ様、これは家の貯金にしておくね」と言い、当たり前のように僕の手から給料袋を抜き取りました。
「ありがとう」の一言もなく、「頑張ったね」の一言もありません。僕は家族を養う夫です。ですが、ただお金を運んでくるだけの機械だと妻に思われているなら悲しいです。僕の頑張りに価値はないのでしょうか。
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46歳の男性です。先日、半年に1度のボーナスが出ました。60万円です。深夜までの残業もしましたし、嫌な上司にも頭を下げました。全てはこの日のためでした。
しかし家に帰ると、妻は笑顔で「お疲れ様、これは家の貯金にしておくね」と言い、当たり前のように僕の手から給料袋を抜き取りました。
「ありがとう」の一言もなく、「頑張ったね」の一言もありません。僕は家族を養う夫です。ですが、ただお金を運んでくるだけの機械だと妻に思われているなら悲しいです。僕の頑張りに価値はないのでしょうか。
たくさんのボーナス、まさに汗と涙の結晶ですね。それなのに奥様からのねぎらいが足りないと感じるのは、とても悲しいことですよね。
ですが、奥様も「お疲れ様」とおっしゃっていますし、決してご相談者様を「お金を運ぶ機械」だなんて思っていらっしゃるわけではないと思いますよ。
できればね、もう少し優しい言葉をかけてほしいところではありますよね。ただ、ご相談者様ご自身も、「自分が稼ぎ手である」ということにこだわりすぎないことも大切なんですよ。
ボーナスというのは、会社で働いただけの対価ではありません。ご相談者様が健康に働けたこと、そして家庭が円満に回っているからこその対価でもあるのです。
そう考えれば、ご夫婦、ご家族みんなのお金なのですから、「自分ひとりが稼いだのに」という思いにこだわりすぎないでいるというのも、心を軽くするために大切なことではないでしょうかね。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「自分が稼ぎ手であることにこだわりすぎないことも大切」とお伝えしたのは、心の仕組みとして、自分の「役割」や「成果」に自己価値を置きすぎてしまうと、相手からの分かりやすい評価がない時に深く傷ついてしまうからなんです。
ご相談者様が「頑張りに価値はないのか」と悲しくなられたのは、心理学でいう「承認欲求」が満たされなかったからです。身を粉にして働いたのだから、一番身近な家族に「すごいね」「ありがとう」と認めてもらいたいと思うのは、人間としてとても自然な感情です。決してあなたがわがままなわけではありませんよ。
ただ、「お金を稼いできた=自分の価値」と強く結びつけてしまうと、妻がボーナスを事務的に扱っただけで、「自分自身が否定された」「機械扱いされた」と極端に受け取ってしまい、苦しくなってしまうのですね。
この記事を読んでくださっている方の中にも、家族のために一生懸命頑張っているのに、それが「当たり前」とされてしまい、孤独や虚しさを感じている方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、まずご自身で自分をたっぷり褒めてあげてください。「毎日ストレスに耐えて、本当によく頑張っているな」と、自分で自分の最大の味方になってあげるのです。
そして、夫婦関係においては「察してほしい」と待つのではなく、「たまには『頑張ったね』って大げさに褒めてほしいな」と、素直な気持ちを少しおどけながら伝えてみるのもひとつの方法ですよ。あなたの毎日の頑張りは、間違いなくご家族の日常を支える尊い価値のあるものです。どうかご自身のことを誇りに思ってくださいね。