相談者60代女性
相談者60代女性
たま先生代表カウンセラー
うんうん、古墳ですか。少し面白いお話ではありますが、毎日を一緒に過ごす奥様からすると、「一体何を言い出すの?」と戸惑ってしまいますよね。
確かに、ご主人の考えていることを心から理解するのは、少し難しいかもしれませんね。 もし、経済的にも精神的にもたっぷり余裕があって、「あなたがそこまで言うなら」と思えるのであれば、ご主人の希望を叶えてあげるのも良いのかもしれません。
でも、そうでないのなら、「男の人のロマンなんだな」「夢のあるお話だな」と受け止めて、今は適当に相槌を打って乗っておいてあげてはいかがでしょうか。 それにしても、実際に古墳のお墓が売られているんですね。私の方こそ、その事実に驚いてしまいました。
今回、私が「ロマンや夢のお話として、適当に乗っておいてはいかがでしょうか」とお伝えしたのには、心の仕組みが関係しています。
長年連れ添ったご夫婦でも、終活やお墓といった「人生の最後」に関する話題になると、急に価値観の違いが浮き彫りになることはよくあるんですよ。 とくに男性は、人生の集大成として「自分という存在が生きた証を、何か特別でかっこいい形で残したい」という心理が働くことがあります。ご主人が「前方後円墳がいい!」とおっしゃるのも、ご自身の中にある自己表現や、少年の心のようなロマンの表れなのだと思います。
奥様が「理解できない」と感じるのは、ごく自然なことです。「私は普通でいいのに……」と戸惑いや疲れを感じてしまいますよね。 ですから、無理に心から共感したり、真面目に受け止めて思い悩んだりする必要はありません。
この記事を読んでくださっている方の中にも、パートナーの突飛な発言や価値観の違いに戸惑っている方がいらっしゃるかもしれません。 そんなときは、相手の言葉を真正面から受け止めて「現実的にどうするか」でぶつかるのではなく、「へえ、そんな風に考えているんだね」「かっこいいものに憧れるんだね」と、まずは「相手の夢の世界の出来事」として、ふんわりと受け流してみてください。
相手の「特別な存在でありたい」という気持ちの根っこだけを少し認めてあげることで、ご自身の心もすっと軽くなりますし、穏やかな関係を保ちやすくなりますよ。 考えすぎず、ご自身の心の平穏を一番に大切にしてくださいね。
この回答を書いたカウンセラー
たま先生
たまお悩み相談室 代表カウンセラー
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