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【精神的にしんどい】仕事を休むのは甘え?理由と伝え方・例文を解説

朝起き上がれなかったり、通勤電車の中で涙が出そうになったり……。

「精神的にしんどい。今日こそ仕事を休みたい」と限界を感じていませんか?

しかし、いざ休もうと思っても「ただの甘えかもしれない」「会社に迷惑がかかる」と罪悪感を抱え、無理して出社してしまう方はとても多いものです。

この記事では、精神的にしんどい時に仕事を休むのは決して甘えではない理由や、会社へ連絡する際の角が立たない伝え方・例文、休んだ後の過ごし方について詳しく解説します。

今まさに心が悲鳴を上げているあなたが、少しでも安心して休めるきっかけになれば幸いです。

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監修者
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中森万美子鍼灸院 院長

たま先生(中森万美子)

鍼灸師・心理カウンセラー。「心身一如」を掲げ、東洋医学(体)と心理学(心)の両面から、40代以降の更年期・自律神経の悩みに寄り添う。
FM845パーソナリティや歌手としても活動し、その声と人柄はSNS総フォロワー4万人超に支持されている。著書『40歳からの幸せの法則』。

精神的にしんどい時は仕事を休む勇気を持とう(甘えではありません)

「これくらいで仕事を休むなんて、自分が弱いだけなのではないか」と、自分を責めてしまう必要はありません。

精神的な辛さは目に見えにくいだけで、立派な「休むべき理由」です。まずは、休む勇気を持つことの大切さについてお伝えします。

「精神的にしんどい」は心が限界を迎えているSOSサイン

「精神的にしんどい」という感覚は、決して気の持ちようや甘えではありません。あなたの心と体が「これ以上は頑張れない」と発しているSOSのサインです。

熱が出たりお腹が痛くなったりした時に休むのと同じように、心が不調な時にも休息が必要です。

目に見える怪我や病気ではないからといって、その痛みを我慢する必要はありません。まずは「自分は今、休まなければいけない状態なんだ」と認めてあげてくださいね。

精神的にしんどいまま無理して仕事を続けるリスク

心のSOSを無視して無理に仕事を続けると、取り返しのつかない状況に陥るリスクがあります。

我慢を重ねることで、うつ病や適応障害といった心の病気に進行してしまう可能性があります。

一度心がポキッと折れてしまうと、そこから回復して元の生活に戻るまでには、非常に長い時間と治療が必要になります

「休むと周りに迷惑がかかる」と真面目な方ほど考えがちですが、完全に倒れて長期間仕事から離れることになれば、結果的にさらに大きな影響が出ることになります。

そうなる前に、早い段階で「休む」という選択をすることが、ご自身のためにも会社のためにも重要なのです。

精神的にしんどい時に仕事を休むための理由と伝え方【例文あり】

いざ休む決心をしても、一番のハードルになるのが「会社への連絡」ですよね。

精神的な理由で休むと正直に伝えづらい場合、どのように連絡すればスムーズに休めるのでしょうか。ここでは、具体的な理由と例文をご紹介します。

当日欠勤する場合の無難な理由と伝え方(電話・メール例文)

当日の朝に休む連絡を入れる場合は、「体調不良」を理由にするのが最も無難で角が立ちません。

精神的なストレスは、実際に頭痛や腹痛、吐き気などの身体的症状として現れることも多いため、決して嘘をついているわけではありませんよ

【電話の例文】

「おはようございます、〇〇です。大変申し訳ありませんが、昨夜から(今朝から)激しい頭痛(腹痛・吐き気など)があり、本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

【メールの例文】

件名:【勤怠連絡】体調不良によるお休みのご相談(氏名)

本文:

〇〇部長

おはようございます、〇〇です。

大変恐縮ですが、昨夜から〇〇(頭痛など)の症状がひどく、本日はお休みをいただきたくご連絡いたしました。

急なご連絡で多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

本日の業務につきましては、〇〇さんへ引き継ぎの連絡を入れております。

急ぎの要件がございましたら、メールにてご連絡いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

翌日以降や数日間仕事を休む場合の理由と伝え方

1日だけでなく、数日間休んでしっかりと心を落ち着けたい場合もあります。その際は、病院の受診を理由にするとスムーズです。

【伝え方の例】

「昨日から体調不良が続いており、病院を受診したところ、数日間安静にするように言われました。大変申し訳ありませんが、〇日までお休みをいただいてもよろしいでしょうか」

このように伝えることで、会社側も「それなら仕方がない」と受け入れやすくなります。

会社に「精神的にしんどい」という本当の理由は伝えるべき?

「精神的にしんどい」という本当の理由を伝えるべきかどうかは、上司との関係性や職場の理解度によります。

理解のある職場であれば、正直に伝えて業務量の調整などを相談するのも一つの手です。

しかし、「甘えだ」「気合が足りない」と受け取られかねない環境であれば、無理に本当のことを伝える必要はありません。

まずは「体調不良」という理由でしっかりと休みを確保し、自分自身を守ることを最優先にしてくださいね。

仕事を休む際に知っておきたい制度や手続きの基本

少しの間仕事を休む際、「お給料はどうなるのか」「何か手続きは必要なのか」と不安になるかもしれません。

安心して休養に専念できるように、知っておきたい基本的な制度について解説します。

有給休暇の取得と欠勤扱いの違い

仕事を休んだ日の扱いが「有給休暇」になるか「欠勤」になるかは、休む前に確認しておきたいポイントです。

有給休暇(年次有給休暇)が残っていれば、それを利用して休むことができます。有給であれば給与は減額されません。

事後申請で有給休暇に振り替えてもらえる会社も多いですが、会社の規定(就業規則)によって異なりますので、連絡の際に「本日は有給休暇を使わせていただきたいです」と伝えておくと安心です。

有給休暇がない場合や使い切ってしまった場合は「欠勤」となり、その日分の給与は支払われない(ノーワーク・ノーペイの原則)ことになります。

心療内科の受診と診断書が必要になるケース

数日の休みであれば診断書は求められないのが一般的ですが、会社によっては「〇日以上連続で休む場合は診断書の提出が必要」と規定されていることがあります。

また、精神的なしんどさがずっと続いていて、すでに心療内科や精神科を受診している場合、医師から「休養が必要」と判断されれば診断書を書いてもらえます。

診断書があれば、会社側も客観的な理由として納得しやすくなり、休む正当な理由となります

不調が続く場合は、早めに専門医を受診することをおすすめします。

長期で仕事を休む(休職する)場合の手続きについて

数日の休みでは回復せず、1ヶ月以上の長期間仕事を休みたい場合は「休職制度」を利用することになります。

休職制度の有無や条件、期間中の給与の扱いなどは法律で定められているものではなく、会社ごとの就業規則で決まっています

休職を検討する場合は、まず会社の就業規則を確認するか、人事労務の担当窓口に相談してみましょう。

通常、休職の手続きには医師の診断書が必須となります。

精神的にしんどくて仕事を休んだ日の過ごし方

せっかく勇気を出して仕事を休んでも、家でずっと仕事のことを考えていては心が休まりません。

休んだ日は、とにかくご自身の心と体を回復させることだけを考えて過ごしましょう。

罪悪感を手放し、まずは心と体を休めることに専念する

「休んでしまって申し訳ない」「周りは今頃忙しく働いているのに」という罪悪感は、今日だけは完全に手放してください。

あなたが休んだ1日くらいで、会社が回らなくなることはありません。今は「休むことが一番の自分の仕事」だと割り切りましょう

ひたすら眠る、好きな音楽を聴く、温かいお茶を飲む、ボーッとするなど、自分が「心地よい」と思えることだけをして、心身の緊張を解きほぐすことに専念してくださいね。

今後の仕事や退職については回復してから考える

精神的にしんどい時、「このまま仕事を辞めてしまおうか」「向いていないのではないか」と、将来のネガティブなことばかり考えてしまいがちです。

しかし、心が弱っている時に重要な決断をするのはおすすめしません。

視野が狭くなり、極端な選択をして後悔する可能性があるからです。

今後の働き方や退職、転職についての判断は、しっかりと休養を取り、心と体のエネルギーが回復してからゆっくりと考えれば大丈夫です。

今はとにかく、今日一日を穏やかに過ごすことだけを目標にしましょう。

精神的にしんどい時は一人で抱え込まず誰かに話してみませんか

仕事を休んで少し心が落ち着いてきたら、今のそのしんどい気持ちを、誰かに話してみることをおすすめします

自分の心の内を言葉にして誰かに聞いてもらうだけでも、絡まった糸が解けるように心がスッと軽くなることがあります。

しかし、家族や友人だからこそ、心配をかけたくなくて言えない、ということもありますよね。

「たまお悩み相談室」で心を軽くするお手伝いをします

そんな時は、どうか一人で抱え込まずに専門のカウンセラーを頼ってみてください。

私たちたまお悩み相談室では、職場での人間関係や仕事のプレッシャーなど、言葉にしづらい様々なお悩みのご相談をお受けしています。

オンラインで全国どこからでも、あなたの安心できる場所からお話しいただけます。

「ただ話を聞いてほしい」「どうしたらいいか分からない」という状態でも全く問題ありません

まずは、あなたの今のしんどいお気持ちをそのままお聞かせください。

私たちがしっかりと寄り添い、一緒に心を軽くするお手伝いをさせていただきます。


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