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「朝しんどい」のは甘えじゃない!起きられない原因と心が軽くなる対処法

毎朝、アラームが鳴っても体が鉛のように重く、布団から出られない……。

「なんでこんなに朝しんどいんだろう」

「もっとしっかりしなきゃ」

そんなふうに、自分を責めてしまっていませんか?

朝起きるのがつらいのは、決してあなたの気合いが足りないからでも、甘えているからでもありません。

体や心が、何かしらのSOSを発しているサインかもしれないのです。

この記事では、毎朝「朝しんどい」と感じる本当の原因と、無理なくできる対処法、そして仕事や学校を休むべきかの判断基準についてお伝えします。

少しでも、あなたの心が軽くなるヒントになれば嬉しいです。

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この記事の監修者
たま先生(中森 万美子)
たまお悩み相談室 代表カウンセラー
たま先生(中森 万美子)

年間500件以上のお悩みに寄り添うカウンセラー。解決を押しつけるのではなく、ご相談者様にとって「心を整える場所」となることを目指したサポートを行っている。SNS総フォロワー数は4万人を超え、著書『40歳からの幸せの法則』の執筆や、FM845のラジオパーソナリティ、大学やカルチャーセンターでの講師など幅広く活動中。

「朝しんどい」のはあなたのせいではありません

「他の人はちゃんと起きているのに、自分だけがだらしないんだ」と落ち込んでしまう気持ち、とてもよくわかります。

ですが、どうかご自身を責めないでくださいね。

朝起きるのがつらいという状態は、体や心が「今は少し休みたい」「無理をしているよ」と教えてくれている大切なメッセージです。

人間の体は機械ではありません。

日々の疲れやストレスが知らず知らずのうちに蓄積され、それが朝の「しんどさ」として表れることは、誰にでも起こり得ることなのです。

まずは「しんどいと感じている自分」を否定せず、「今はそういう状態なんだな」と優しく受け止めてあげることが、つらい毎日から抜け出すための第一歩になります。

毎朝「朝しんどい」と感じる4つの主な原因

朝がしんどい理由は、人によってさまざまです。

単純な体の疲れだけでなく、心の状態が大きく影響していることも少なくありません。

ここでは、主な4つの原因について詳しく見ていきましょう。

あなたに当てはまるものがないか、少しだけ振り返ってみてくださいね。

原因1. 睡眠不足や質の低下による身体的疲労

最も多い原因は、やはり睡眠の問題です。

睡眠時間が足りていない場合はもちろん、ベッドに入っている時間は長くても「眠りが浅い」「何度も目が覚めてしまう」といった場合は、脳や体の疲労が十分に回復していません

スマートフォンを夜遅くまで見ていたり、寝る直前までお仕事のことなどを考えて脳が興奮状態にあると、睡眠の質は著しく低下し、翌朝の重だるさにつながってしまいます。

原因2. 仕事や人間関係などの心理的ストレス

「職場に行きたくない」「あの人に会うのが憂鬱だ」……

そんな心理的なストレスがプレッシャーとなり、朝の起床を妨げているケースも非常に多いです。

私たちの心はとても正直で、大きなストレスを感じる場所に向かうことを本能的に避けようとします

その結果として、体が重くなったり、起き上がる気力を奪ったりして、「朝しんどい」という状態を作り出してしまうのです。

原因3. 生活習慣や季節の変化による自律神経の乱れ

人間の体は「自律神経」によってコントロールされていますが、このバランスが崩れると朝起きるのが困難になります。

不規則な食生活や運動不足、あるいは季節の変わり目の寒暖差や気圧の変化なども、自律神経を乱す大きな要因です。

自律神経が乱れると、睡眠モードから活動モードへの切り替えがうまくできず、朝になっても体が覚醒しきれない状態が続いてしまいます。

原因4. 心からのSOS(うつ状態など)の可能性

「いくら寝ても疲れがとれない」「好きなことにも全く興味が湧かない」といった状態が長く続いている場合、それは心が限界を迎えているサインかもしれません。

うつ病や適応障害などの初期症状として、「朝の強い疲労感や気分の落ち込み」が表れることがあります。

もし、しんどさが長期間続いているなら、決して無理をせず、専門家や医療機関を頼ることも必要です。

「朝しんどいから休む」は甘え?仕事や学校を休むべき判断基準

「朝しんどいけれど、休むのは甘えなんじゃないか……」

真面目で優しい人ほど、そんなふうに葛藤してしまうものです。

しかし、無理をして働き続けたり学校に行き続けたりすることで、より状態を悪化させてしまうこともあります。

ここでは、休むべきかどうかの判断基準についてお伝えします。

こんな症状が出たら無理せず休むサイン

ただの寝不足などによる眠気とは違い、体や心に明らかな不調が表れている場合は、休むべき明確なサインです。

例えば、朝起きようとすると頭痛や吐き気、めまいがする。

動悸がして息苦しい、勝手に涙が止まらなくなる、といった症状はありませんか?

これらの身体的・精神的な症状は、体が限界を超えそうになっている証拠です。

「休んだら迷惑がかかる」と考える前に、まずはご自身を守ることを最優先にしてくださいね。

「一日だけ休む」と決めて心と体をリセットする

休むべきか迷ったときは、思い切って「今日一日だけ休む」と決めてしまうのも一つの方法です。

中途半端に「どうしよう」と悩み続けること自体が、大きなエネルギーを消費してしまいます。

一日しっかり休んで、好きなだけ眠ったり、何もせずにぼーっとしたりして、心と体をリセットしてみましょう。

そうすることで、翌日からは少しだけ気持ちが前向きになることもあります。

休むことは決してサボりではなく、明日以降を健やかに過ごすための大切な「充電時間」なんですよ。

「朝しんどい」毎日から抜け出すための具体的な対処法

原因や休む基準がわかったところで、明日からの朝を少しでも楽にするために、日々の生活の中で取り入れられる具体的な対処法をいくつかご紹介します。

すべてを完璧にやろうとする必要はありません。

ご自身のペースで、できそうなことから少しずつ試してみてくださいね。

就寝前の習慣を見直して睡眠の質を高める

質の良い睡眠をとるためには、寝る前の過ごし方がとても重要です。

就寝の1〜2時間前からは、スマホやパソコンのブルーライトを浴びないように心がけてみましょう。

また、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を温めたり、好きな香りのアロマを焚いたり、リラックスできる音楽を聴いたりするのもおすすめです。

脳と体を、ゆっくりと「おやすみモード」に切り替える準備をしてあげてくださいね。

起床時に朝日を浴びて体内時計を整える

朝起きたら、まずはカーテンを開けて朝日を部屋いっぱいに取り込んでみましょう。

太陽の光を浴びることで、脳から「セロトニン」というホルモンが分泌され、体内時計がリセットされます

これにより、体がしっかりと活動モードに切り替わり、夜になると自然な眠気が訪れるという良いサイクルが生まれやすくなります。

たとえ曇りの日でも、窓際で外の光を感じるだけで十分な効果がありますよ。

朝起きるのが少し楽しみになる「ご褒美」を用意する

「朝起きたらアレがあるから頑張ろう」と思えるような、小さなご褒美を用意しておくのもとても効果的です。

例えば、少しだけ高級なコーヒーや紅茶を淹れる、お気に入りのパン屋さんのパンを朝食にする、好きなアーティストの音楽を朝一番に聴くなど、本当になんでも構いません。

憂鬱な朝に「ちょっとした楽しみ」をプラスすることで、布団から出るための心理的なハードルをぐっと下げることができます。

色々試しても「朝しんどい」が続くあなたへ

ここまでさまざまな原因や対処法をお伝えしてきましたが、生活習慣を見直したり、休んだりしても、どうしても「朝しんどい」状態が改善されないこともあるかもしれません。

そんな時は、どうかこれ以上、ひとりで頑張りすぎないでください。

ひとりで抱え込まず、まずは誰かに話してみませんか?

解決策が見つからず、朝が来るのが怖いと感じるほど追いつめられている時は、そのつらい気持ちを誰かに吐き出すことが大切です。

身近に信頼できるご家族やご友人がいれば、まずは話を聞いてもらうだけでも、心の重荷がふっと軽くなることがあります。

しかし、身近な大切な人だからこそ心配をかけたくなくて言えない、あるいは「そんなの甘えだ」と否定されるのが怖くて言えない、ということもありますよね。

「たまお悩み相談室」で心を少し軽くしてみませんか

もし、「誰にも言えない」「どうしていいかわからない」とひとりで抱え込んで苦しんでいるなら、私たちカウンセラーを頼ってください

私たちたまお悩み相談室では、あなたが抱える言葉にならないしんどさや、心の奥にあるモヤモヤを、そのまま優しく受け止めます。

どんな些細なことでも、考えがまとまっていなくても大丈夫です。

「朝、どうしても起きられないんです」

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あなたの心が少しでも穏やかな朝を迎えられるよう、経験豊富な認定カウンセラーたちがそっと寄り添います。

いつでも、ここでお待ちしていますね。


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