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「全然頑張ってないのにしんどい」のは甘えじゃない。隠れた原因と心がラクになる休み方

毎日お疲れ様です。

「自分は全然頑張っていないのに、なぜか毎日がしんどい…」

そんな風に自分を責めて、苦しい思いを抱えていませんか?

周りの人はもっと大変そうなのに、どうして自分はこんなに疲れてしまうんだろう。

休みの日は泥のように眠ってしまう自分が嫌になる。そんなご相談を、カウンセリングの現場でも本当によく耳にします。

でも、最初にお伝えさせてください。あなたが今感じている「しんどい」という感覚は、決して甘えや怠けではありません。

心と体が「もう限界だよ」と教えてくれている、大切なサインなのです。

まずは、そんな状態になるまで無意識に耐えてきた自分自身に、優しく目を向けてあげることから一緒に考えていきましょう。

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この記事の監修者
たま先生(中森 万美子)
たまお悩み相談室 代表カウンセラー
たま先生(中森 万美子)

年間500件以上のお悩みに寄り添うカウンセラー。解決を押しつけるのではなく、ご相談者様にとって「心を整える場所」となることを目指したサポートを行っている。SNS総フォロワー数は4万人を超え、著書『40歳からの幸せの法則』の執筆や、FM845のラジオパーソナリティ、大学やカルチャーセンターでの講師など幅広く活動中。

なぜ?「全然頑張ってないのにしんどい」5つの隠れた原因

「全然頑張ってない」とあなたは思っているかもしれませんが、実は見えないところでたくさんのエネルギーを消費していることがほとんどです。

ここでは、無意識のうちにあなたの心と体を疲れさせてしまう、5つの隠れた原因について詳しく解説します。

自分に当てはまるものがないか、少し胸に手を当てて読んでみてくださいね。

1. 「気疲れ」による見えないエネルギーの消耗

仕事や人間関係で、常に周りの空気を読んでいませんか?

「これを言ったらどう思われるかな」「相手を不快にさせていないかな」と気を使うことは、肉体労働と同じくらい、あるいはそれ以上にエネルギーを消耗します。

目に見える成果や作業量が少なくても、脳はずっとフル回転で働き続けているため、「全然頑張ってないのにしんどい」という感覚に陥りやすいのです。

2. 無意識のキャパオーバー(HSP気質・繊細な方の傾向)

生まれつき感受性が強く、外部からの刺激に敏感な「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼ばれる気質を持つ方がいらっしゃいます。

光や音、他人の感情の起伏などをスポンジのように吸収してしまうため、人混みにいるだけで、あるいは普通の日常生活を送るだけでも、無意識のうちにキャパオーバーになりやすいのです。

これは性格の弱さではなく、持って生まれた特性による疲れだと言えます。

3. 完璧主義と「あるべき姿」へのプレッシャー

「社会人ならこれくらいできて当たり前」「休日は有意義に過ごすべき」といった、自分の中の「あるべき姿」が高すぎませんか?完璧主義な人ほど、理想と現実のギャップに苦しみます。

少しでも理想に届かないと「自分は全然頑張れていない」と評価を下し、常に自分にダメ出しをしてしまうため、心から休まる暇がなく、しんどさが蓄積していきます

4. 過去のストレスや我慢の蓄積(心の借金)

今現在はそれほど過酷な状況にいなくても、過去に無理をして頑張りすぎた時期や、長期間我慢し続けてきた経験はありませんか?

心身の疲れは、後になってからドッと押し寄せてくることがあります。

いわば「心の借金」が溜まっている状態です。

今の頑張り度合いに関係なく、過去の未消化のストレスが現在の「しんどさ」として表れているケースも少なくありません。

5. デジタル疲労と自律神経の乱れ

スマホやパソコンを長時間見続ける生活は、私たちが思っている以上に脳を疲労させます

SNSで他人のキラキラした日常を見ては落ち込んだり、絶え間なく入ってくる情報に処理が追いつかなかったり。

こうした情報過多やブルーライトの影響は、自律神経の乱れを引き起こし、理由のない疲労感やだるさ、「しんどい」という感覚の大きな原因となります。

その「しんどい」は甘えではない!心からのSOSサイン

隠れた原因を見てきて、少し心当たりはありましたか?あなたが感じている疲労感には、必ず理由があります。

ここでは、「全然頑張ってないのにしんどい」という状態がなぜ起こるのか、それが心と体からのどのようなサインなのかを、もう少し深く紐解いていきましょう。

休日に動けないのは「怠け」ではなく「防衛本能」

「休みの日は一日中ベッドから出られない」「やらなきゃいけない家事があるのに体が動かない」。

そんな自分を責めていませんか?これは決して怠けではありません。

心と体が「これ以上動いたら本当に壊れてしまう」と判断し、強制的にシャットダウンさせている「防衛本能」の働きなのです。

動けない時は、「今は回復するための大切な時間なんだ」と割り切ることが、最初のステップになります。

他人と比べてさらに落ち込むループから抜け出すには

「あの人はあんなに忙しそうなのに頑張っている。それに比べて私は…」と、他人と自分を比較してしまうと、しんどさはさらに増してしまいます。

でも、人の体力や心の容量は、一人ひとり全く違うものです。

コップの大きさが違うのに、同じ量の水を注ごうとすれば溢れてしまうのと同じです。

大切なのは、他人の基準ではなく「自分の基準」で、今の自分の状態を優しく受け止めてあげることです。

「全然頑張ってないのにしんどい」状態を抜け出すための処方箋

では、この苦しい状態から抜け出し、少しずつ心と体のエネルギーを取り戻していくにはどうすればよいのでしょうか。

焦る必要はまったくありません。

今日からでも少しずつ始められる、自分を労わるための3つの処方箋をお伝えしますね。

1. まずは罪悪感を手放し「徹底的に何もしない日」を作る

「全然頑張ってないのにしんどい」と感じる時は、あえて「徹底的に何もしない日」をスケジュールに組み込んでみてください。

この時のポイントは、「休んでしまった」という罪悪感を持たないことです。

「今日は全力で休む日だ」と自分に許可を出し、寝たいだけ寝て、ぼーっとする時間を過ごしましょう

罪悪感を手放すことで、初めて心からの休息を得ることができます。

2. 当たり前だと思っている「できたこと」を認める

あなたは「全然頑張ってない」と言いますが、本当にそうでしょうか。

朝起きられたこと、ご飯を食べたこと、仕事や学校に行けたこと。これらは決して「当たり前」ではありません。

しんどい中で、あなたは十分すぎるほど頑張って生きています

一日の終わりに、どんなに些細なことでもいいので「今日できたこと」を3つ見つけて、自分を褒めてあげる習慣をつけてみてください。

3. SNSや情報を遮断して五感を休ませる

情報過多による脳の疲労を防ぐために、意識的にデジタルデトックスの時間を持ちましょう

夜寝る前の1時間はスマホを見ない、休日の午前中だけは通知を切るなど、できる範囲で構いません。

代わりに、お気に入りの香りを嗅いだり、温かいお茶をゆっくり味わったり、心地よい音楽を聴いたりして、五感を優しく満たしてあげることで、張り詰めた神経がホッと休まります。

一人で抱えきれない「しんどさ」は、誰かに話して手放そう

ここまで、自分自身でできる休み方をお伝えしてきましたが、どうしても一人では自分を責めるループから抜け出せないこともありますよね。

「全然頑張ってないのにしんどい」という思いは、一人で抱え込んでいると、どんどん重く、苦しいものになってしまいます。そんな時は、誰かの力を借りることも立派な解決策の一つですよ。

「全然頑張ってないのにしんどい」時はプロに頼ってもいい

誰かに話を聞いてもらうだけで、絡まっていた心の糸がスッと解けることがあります。

でも、身近な人には心配をかけたくなくて言えなかったり、分かってもらえなかったらどうしようと不安になったりすることもありますよね。

そんな時は、どうか遠慮せずに私たちプロのカウンセラーに頼ってください

心のモヤモヤをただ言葉にして吐き出すだけでも、不思議と心は軽くなるものです。

たまお悩み相談室では、あなたが今抱えている「しんどい」お気持ちを、否定することなくそのまま受け止めます。

「こんなことで相談していいのかな」なんて思う必要は一切ありません。

あなたが「ちょっと話を聞いてほしいな」と思ったその時が、タイミングです。

いつでも、あなたのペースでご相談にいらしてくださいね。私たちが、あなたが自分らしさを取り戻すためのサポートをさせていただきます。


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