毎月やってくる生理の前、「あんなに優しかった旦那が急に気持ち悪く見えてしまう」「些細な言動にイライラして、顔を見るのも嫌になる」と悩んでいませんか?
そして感情をぶつけてしまった後、「私はなんてひどい妻なんだろう」と激しい自己嫌悪に陥ってしまう。
誰にも言えないこの苦しみは、本当に辛いですよね。
この記事では、生理前旦那が嫌いになる原因と、その時期を夫婦で穏やかに乗り切るための具体的なヒントをお伝えします。
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「旦那を嫌いになった…」と悩むあなたへ。理由と心を軽くする対処法をカウンセラーが解説
中森万美子鍼灸院 院長
鍼灸師・心理カウンセラー。「心身一如」を掲げ、東洋医学(体)と心理学(心)の両面から、40代以降の更年期・自律神経の悩みに寄り添う。
FM845パーソナリティや歌手としても活動し、その声と人柄はSNS総フォロワー4万人超に支持されている。著書『40歳からの幸せの法則』。
- 1. 生理前旦那が嫌いになるのは私だけ?自己嫌悪に陥る前に知ってほしいこと
- 1.1. 生理前旦那が嫌いになる現象は多くの女性が経験しています
- 1.2. なぜ生理前旦那が嫌いになるの?原因はホルモンバランス(PMS)にあり
- 2. 生理前旦那が嫌いになる時期にやってはいけない3つのNG行動
- 2.1. 感情のままに旦那へ怒りをぶつけてしまう
- 2.2. 離婚や別居など、夫婦関係の重大な決断を急ぐ
- 2.3. 「こんな妻でごめん」と自分自身を責めすぎる
- 3. 生理前旦那が嫌いになる時期を穏やかに乗り切る対処法
- 3.1. 物理的な距離を置き、一人の時間を確保する
- 3.2. 完璧な妻を目指さず「今は無理」と自分を甘やかす
- 3.3. 心と体を休めるためのセルフケアを取り入れる
- 4. 生理前旦那が嫌いになる気持ちを夫婦で共有するコミュニケーション術
- 4.1. 生理前はイライラしやすい状態であることを事前に伝えておく
- 4.2. 旦那に「してほしいこと・控えてほしいこと」を具体的に伝える
- 4.3. 「ホルモンの影響」として男性にも分かりやすく説明する
- 5. 生理前旦那が嫌いになる辛さを一人で抱え込まないで
- 5.1. 夫婦関係のモヤモヤ、誰かに話してみませんか?
生理前旦那が嫌いになるのは私だけ?自己嫌悪に陥る前に知ってほしいこと
愛して結婚したはずのパートナーを「嫌い」と感じてしまう自分に対して、ショックを受けたり、性格の悪さを責めたりしてしまう女性は決して少なくありません。
ですが、まずは「あなたが悪いわけではない」ということを、どうか知ってくださいね。
生理前旦那が嫌いになる現象は多くの女性が経験しています
「生理前になると旦那が嫌いになる」という悩みは、実はカウンセリングの現場でも非常に多く寄せられるご相談の一つなのです。
決してあなただけが特別に冷たいわけでも、夫婦の愛情が完全に冷めきってしまったわけでもありません。
ネット上でも同じような悩みを抱える女性たちの声は溢れており、本当に多くの人が毎月この見えない敵と戦いながら、懸命に日常生活を送っています。
なぜ生理前旦那が嫌いになるの?原因はホルモンバランス(PMS)にあり
この時期の激しい感情の波の正体は、PMS(月経前症候群)と呼ばれる、ホルモンバランスの急激な変化によるものです。
生理前になると「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンの分泌量が大きく変動し、それに伴って心を安定させる「セロトニン」という脳内物質が減少してしまいます。
つまり、あなたの心が狭いから旦那さんにイライラするのではなく、体が「強制的にイライラしやすい状態」にさせられているのですね。
これは自分の意志や根性でコントロールできるものではない、ということを、まずはしっかりと理解してあげてください。
生理前旦那が嫌いになる時期にやってはいけない3つのNG行動
心が不安定になっている時期は、普段なら絶対にしないような行動をとってしまいがちです。
後戻りできない後悔を防ぐために、生理前にやってはいけないNG行動を一緒にチェックしておきましょう。
感情のままに旦那へ怒りをぶつけてしまう
イライラが頂点に達すると、つい旦那さんの過去の失敗を掘り返したり、きつい言葉で責め立てたりしてしまいますよね。
しかし、感情のままに怒りをぶつけると、相手も防衛本能から反発し、不要な夫婦喧嘩に発展してしまいます。
生理が終わった後に「あんなこと言うつもりじゃなかったのに」と、激しく後悔する原因になってしまいます。
離婚や別居など、夫婦関係の重大な決断を急ぐ
生理前は物事をネガティブに捉えやすく、「もうこの人とはやっていけない」「離婚した方がマシだ」という極端な思考に陥りやすい時期です。
しかし、この時期の決断はホルモンの影響で、視野が極端に狭くなっている状態で行うものです。
夫婦の未来に関わるような重大な決断は、絶対に生理が来て心が落ち着くまで、一旦保留にしてくださいね。
「こんな妻でごめん」と自分自身を責めすぎる
イライラしてしまった自分、旦那を嫌いになってしまった自分を「最低な人間だ」と責めるのは、今日からやめましょう。
自分を責めれば責めるほどストレスが溜まり、さらにPMSの症状を悪化させるという悪循環に陥ってしまいます。
「今はホルモンが暴れているだけだから仕方ない」と、自分自身に「免罪符」を渡してあげることがとても大切です。
生理前旦那が嫌いになる時期を穏やかに乗り切る対処法
原因がホルモンにあると分かっても、イライラする波は毎月容赦なくやってきます。
ここからは、その辛い時期を少しでもラクに、穏やかに乗り切るための具体的な対処法をご紹介しますね。
物理的な距離を置き、一人の時間を確保する
旦那さんの立てる生活音や、ちょっとした言葉尻にイライラしてしまう時は、思い切って物理的な距離を置くのが一番です。
別の部屋で過ごす、カフェに行って一人の時間を楽しむ、少し長めにお風呂に浸かるなど、意図的に旦那さんが視界に入らない環境を作りましょう。
「今は一人になりたい」と伝えることは、決して悪いことではありませんよ。
完璧な妻を目指さず「今は無理」と自分を甘やかす
生理前は、心だけでなく体も疲れやすくなっています。
この時期だけは「ご飯はお惣菜にする」「掃除は数日サボる」「洗濯物はたたまない」など、家事のハードルを極限まで下げてしまいましょう。
完璧な妻や母でいようとするプレッシャーが、旦那さんへのイライラ(なぜ私ばかり頑張っているの、という不満)に直結してしまうからです。
心と体を休めるためのセルフケアを取り入れる
温かいハーブティーを飲む、好きな香りのアロマを焚く、十分な睡眠をとるなど、自分を徹底的に労わるセルフケアを取り入れてください。
体が冷えると血流が悪くなり不調が出やすくなるため、体を温めることも効果的です。
この時期は「自分が心地よいと感じること」だけを最優先にして過ごすのが正解です。
生理前旦那が嫌いになる気持ちを夫婦で共有するコミュニケーション術
自分ひとりで対処するのには、どうしても限界があります。
旦那さんを「不機嫌の被害者」にしないためにも、夫婦間のコミュニケーションで理解を深めていくことが重要です。
生理前はイライラしやすい状態であることを事前に伝えておく
一番のポイントは、「イライラしていない時期(生理後などの調子が良い時)」に話し合うことです。
生理前の感情が不安定な時に伝えようとしても、ただの八つ当たりだと思われてしまいます。
「毎月この時期はホルモンのせいでどうしてもイライラしてしまうんだ」と、あらかじめ予告しておくことで、旦那さんも心の準備ができます。
旦那に「してほしいこと・控えてほしいこと」を具体的に伝える
男性は「察する」ことが苦手な傾向にあります。
「辛いんだから分かってよ」という態度では、残念ながらなかなか伝わりません。
「この時期はそっとしておいてほしい」「家事の○○だけはお願いしたい」「冗談を言われるとイラッとするから控えてほしい」など、具体的にどう行動してほしいかを分かりやすく伝えましょう。
「ホルモンの影響」として男性にも分かりやすく説明する
「私があなたのことを嫌いになったわけではなく、ホルモンの仕組みとして体がそうなってしまう」という事実を、客観的に伝えることが大切です。
旦那さん自身が否定されたわけではないと分かれば、相手も過剰に反発することなく、「そういう時期なんだな」と受け入れやすくなります。
生理前旦那が嫌いになる辛さを一人で抱え込まないで
生理前のイライラや嫌悪感は、多くの女性が抱える自然な現象です。
自分を責めず、まずは心と体をゆっくり休めてくださいね。
しかし、もし様々な工夫をしても苦しみが消えなかったり、夫婦の間に深い溝を感じてしまったりする時は、一人で無理をする必要はありません。
夫婦関係のモヤモヤ、誰かに話してみませんか?
「ホルモンのせいだと分かっていても、どうしても旦那を許せない」「生理前に関係なく、夫婦のコミュニケーションや価値観のズレに悩んでいる」。
そんな風に、誰にも言えない深い悩みを抱え込んでしまった時は、ぜひ専門家の力を頼ってください。
オンラインカウンセリングのたまお悩み相談室では、夫婦関係の悩みはもちろん、子育てや義家族との関係など、女性が抱えるあらゆるモヤモヤに寄り添っています。
経験豊富な認定カウンセラーたちが、あなたの心に絡まった糸を一つひとつ丁寧にほどくお手伝いをします。
どうしても苦しい時は、いつでもここでお待ちしています。あなたの心が少しでも軽く、穏やかな日常を取り戻せますように。
