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「旦那は嫌いじゃないけど触られたくない」と悩む妻へ。原因と罪悪感を手放す処方箋

「夫のことは人として好きだし、感謝もしている。でも、どうしても触られるとゾワッとしてしまう…」

「夜の誘いだけでなく、肩を組まれたり手を繋がれたりするのも、今はどこか苦痛に感じてしまう…」

そんなふうに悩んでいませんか?

旦那さんを嫌いなわけではないからこそ、拒絶してしまう自分に対して、「妻として失格なのではないか」「相手を傷つけてしまって申し訳ない」と、深い罪悪感を抱えている方はとても多いです。

この記事では、「旦那は嫌いじゃないけど触られたくない」と感じてしまう理由や、相手を傷つけない角の立たない断り方、そしてスキンシップに頼らない夫婦の絆の育み方をお伝えします。

今のあなたの苦しい気持ちを、少しでも軽くするお手伝いができれば嬉しいです。

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監修者
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中森万美子鍼灸院 院長

たま先生(中森万美子)

鍼灸師・心理カウンセラー。「心身一如」を掲げ、東洋医学(体)と心理学(心)の両面から、40代以降の更年期・自律神経の悩みに寄り添う。
FM845パーソナリティや歌手としても活動し、その声と人柄はSNS総フォロワー4万人超に支持されている。著書『40歳からの幸せの法則』。

旦那は嫌いじゃないけど触られたくない…その感情は決して異常ではありません

旦那さんに触れられることに抵抗を感じてしまうと、「自分はどこかおかしいのだろうか」と不安になるかもしれません。

しかし、どうかご自身を責めないでください。まずは、その感情が特別なものではないことを知ってほしいと思います。

多くの妻が抱える「スキンシップへの抵抗感」

カウンセリングでお話を聞いていると、「夫は嫌いじゃないけれど、スキンシップは避けたい」というご相談は、実は非常に多いのです。

結婚生活が長くなり、恋愛期間から「家族」へと関係性が変化していく中で、パートナーへの感情や身体の反応が変わるのは、ごく自然なことです。

決してあなただけが冷たいわけでも、夫婦関係が完全に壊れてしまったわけでもありません。

多くの女性が、誰にも言えずに同じような悩みを抱えています。

夫が良い人だからこそ苦しい「罪悪感」の正体

この悩みで一番苦しいのは、「夫が良い人である」という点ですよね。

家事や育児に協力的だったり、いつも優しくしてくれたりする夫を拒絶してしまうと、「こんなにしてくれているのに応えられない私がいけないんだ」と、自分を厳しく責めてしまいます。

嫌いじゃないからこそ湧き上がるこの罪悪感が、あなたの心をさらに追い詰めてしまっているのです。

まずは「嫌いじゃないのに触られたくないと感じる自分」を、そっと許してあげてください。

なぜ?旦那を嫌いじゃないけど触られたくない5つの原因

「なぜこんな気持ちになるのか、自分でも分からない」という方も多いでしょう。

ここでは、旦那を嫌いじゃないのに触られたくないと感じてしまう、主な5つの原因を解説します。

ご自身の状況と照らし合わせて、心の声を聴いてみてください。

原因1. 産後や加齢によるホルモンバランスの変化

女性の身体は、妊娠・出産や加齢によって、ホルモンバランスが大きく変化します。

特に産後は、赤ちゃんを守るためのホルモンが分泌され、本能的に夫を含めた他者からのスキンシップを不快に感じやすくなる「ガルガル期」と呼ばれる状態になることがあります

また、更年期に向けた女性ホルモンの減少が、性欲の低下や触覚の過敏さを引き起こすことも少なくありません。

これは心の持ちようではなく、身体の自然な防衛反応なのです。

原因2. 日々の家事・育児・仕事による心身の疲労

毎日、仕事や家事、子育てに追われていると、心も身体も常に「オン」の緊張状態が続いてしまいます。

寝る前や休みの日は、ただ「自分一人の静かな時間が欲しい」「誰にも邪魔されず、ゆっくり休みたい」と思うのは当然のことです。

心身の疲労が限界に達している時、たとえ愛する夫であっても、自分のパーソナルスペースに入ってこられることが負担になり、スキンシップを受け入れる余裕がなくなってしまうのです。

原因3. 夫を「異性」ではなく「家族」として愛しているから

一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、夫への愛情の種類が変わることがあります。

燃え上がるような「恋愛感情」から、安心感や信頼感で結ばれた「家族愛」への変化です。

家族として大切に思っているからこそ、「お父さん」のような存在になり、性的な対象として見ることが難しくなるケースです。

これは愛情が冷めたのではなく、深い絆へ変化した証拠でもあります。

原因4. 無意識に蓄積された小さな不満や我慢

「嫌いじゃない」と思っていても、日々の生活の中で、小さな不満や我慢が塵のように積もっていることがあります。

「あの時、もっと助けてほしかった」「言っても分かってもらえなかった」といった小さな諦めが心の奥底に沈殿していると、それが無意識の拒絶反応となって身体に現れることがあります。

頭では「いい夫だ」と理解していても、心が少しだけ閉じてしまっている状態です。

原因5. パーソナルスペースの変化と触覚過敏

人にはそれぞれ、他人が近づくと不快に感じる「パーソナルスペース」があります。

ストレスや疲労が溜まっていると、このスペースが通常よりも広くなることがあります

また、年齢とともに感覚が変化し、これまで平気だった肌の触れ合いが急にくすぐったく感じたり、不快に感じたりする「触覚過敏」のような状態になることも。

理由もなく体がこわばる場合は、こうした生理的な変化が影響しているかもしれません。

旦那が嫌いじゃないけど触られたくない時の「角が立たない断り方」

無理をしてスキンシップを受け入れる必要はありません。

かといって、むげに断って夫婦関係を悪化させるのも避けたいですよね。

ここでは、夫のプライドをなるべく傷つけず、角が立たない伝え方のコツをご紹介します。

夫を傷つけない「I(アイ)メッセージ」での伝え方

断る時は、「あなた(You)」を主語にするのではなく、「私(I)」を主語にして伝えるのがポイントです。

「あなたがしつこいから嫌だ」と言うと、相手は攻撃されたと感じてしまいます。

そうではなく、「私は今日すごく疲れていて、ゆっくり眠りたいの」「私は最近少し体調が優れなくて、心に余裕がないんだ」というふうに伝えます。

「あなたが嫌なわけではないけれど、私の状態が良くない」というニュアンスを含めることで、相手のショックを和らげることができます。

身体の接触以外の「愛情表現」でフォローする

スキンシップを断る分、別の形で愛情や感謝を伝えることが大切です。

「誘ってくれた気持ちは嬉しいよ、ありがとう」と言葉で添えたり、美味しいご飯を作ったり、日頃の感謝をLINEで伝えたり。

身体の接触がなくても、「あなたのことは大切に思っているよ」というサインを出し続けることで、夫側も拒絶されたという不安を感じにくくなります。

理由が分からない時は「今はそういう時期」と伝える

自分でもなぜ触られたくないのか分からない時、無理に理由を作る必要はありません。

「あなたのことは大切だけど、どうしても今は肌が触れ合うことに戸惑ってしまう時期みたい。私のワガママでごめんね」と、素直な気持ちを丁寧に伝えてみましょう。

「あなた個人を拒絶しているわけではない」という真意が伝われば、夫も少しずつ理解を示してくれるはずです。

触れ合わなくても大丈夫!スキンシップに頼らない夫婦の絆の育み方

スキンシップが苦手になってしまっても、夫婦の絆を深める方法は他にもたくさんあります。

無理に体を重ねなくても、温かい関係を築いているご夫婦はたくさんいらっしゃいます。

「セックスレス=夫婦の危機」という思い込みを手放す

世間では「レスになると離婚の危機」などと言われがちですが、決してそんなことはありません。

夫婦の形は、十人十色、千差万別です。

大切なのは、お互いが心地よく過ごせる「距離感」を見つけること

スキンシップの有無だけで夫婦の愛情を測るという「世間の物差し」を、まずは手放してみましょう。

触れ合わなくても、揺るぎない信頼関係を築くことは十分に可能です。

言葉と感謝で満たす「心のスキンシップ」

身体のスキンシップが減った分、「心のスキンシップ」を意識して増やしてみましょう。

「お疲れ様」「ありがとう」「美味しいね」といった日々の何気ない声かけや、一緒にお茶を飲む時間、同じテレビを見て笑い合う時間。

そうした小さなコミュニケーションの積み重ねが、心の距離をぐっと縮めてくれます。

相手を気遣う優しい言葉こそが、何よりの愛情表現になります。

旦那は嫌いじゃないけど触られたくないと悩んだら、一人で抱え込まないで

旦那さんを嫌いなわけではないからこそ、誰にも相談できずに一人で悩みを抱え込んでいる方は本当に多いです。

ですが、無理をして自分を責め続けると、心はどんどんすり減ってしまいます。

誰にも言えない夫婦の悩みは「たまお悩み相談室」へ

もし、どうしても罪悪感が消えない、夫への伝え方が分からない、あるいは夫婦関係のあり方に迷っているなら、一度専門家の力を借りてみませんか?

たまお悩み相談室では、誰にも言えない夫婦の深い悩みも、決して否定することなく優しく受け止めます。

オンラインで全国どこからでも、経験豊富なカウンセラーにご相談いただけます。

「こんなことで相談していいのかな」と迷う必要はありません。

あなたの心が少しでも軽くなるよう、一緒に解決の糸口を探していきましょう。まずはいつでも、お気軽にお声がけくださいね。


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