お悩み相談カウンセラー、鍼灸師、ラジオパーソナリティ、歌手


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努力できない自分が嫌い…責めてしまう心をふっと軽くする5つのヒント


「もっと頑張らなきゃいけないのに、体が動かない」

「周りはあんなに努力しているのに、自分は怠けてばかりだ」

毎晩、布団の中でそんなふうに自分を責めてしまっていませんか?

「努力できない自分が嫌い」というキーワードで検索をして、この記事にたどり着いてくれたあなた。

きっと、これまで一人でたくさん苦しんでこられたのだと思います。変わりたいのに変われない、そんな葛藤を抱えるのは本当につらいことですよね。

でも、最初に一つだけお伝えさせてください。

あなたが今、努力できないと感じているのは、あなたが「ダメな人間」だからではありません。

むしろ、あなたは人一倍「より良くありたい」と願う、とても真面目な方なのです。

今日は、カウンセラーとしての視点から、そんなあなたが少しでも自分を許し、心をふっと軽くするためのヒントをお話しします。


たま お悩み相談室』の代表として、夫婦関係・人間関係・人生の悩みなど、誰にも言えない気持ちに寄り添いながら、一人ひとりが“自分を大切にできる生き方”をサポートしています。

著書『40歳からの幸せの法則 ― 自分ファーストで心も時間も自由になる

FM845にて10年以上、ラジオパーソナリティを務める

SNS総フォロワー数:3万人以上

Voicyにてラジオ配信中

「努力できない自分が嫌い」と悩むのは、あなたが真面目だから

30代

まず知ってほしいのは、「努力できない=怠け者」という図式は、多くの場合間違っているということです。特に、自分を嫌いになるほど悩んでいる人の場合はなおさらです。

なぜ今のあなたは動けなくなってしまっているのか、心の仕組みから紐解いていきましょう。

怠けているのではなく「心のエネルギー切れ」を起こしている

車はガソリンがなければ、どんなにアクセルを踏んでも走りませんよね。人間も同じです。

「努力できない」と悩む人の多くは、意志が弱いのではなく、心のガソリン(エネルギー)が枯渇している状態にあります。

これまでの人生や日々の生活の中で、あなたは無意識のうちに頑張りすぎてきたのかもしれません。

  • 周りの期待に応えようとしてきた
  • 嫌なことでも我慢して続けてきた
  • 常に気を張って生きてきた

そうしてエネルギーを使い果たしてしまった結果、脳が「これ以上動くと危険だ」と判断し、強制的にブレーキをかけている。それが今の「動けない」状態の正体なのです。

理想が高すぎて「努力」のハードルが上がりすぎている

真面目な人ほど、自分に課すハードルが高くなりがちです。

  • 毎日3時間勉強しなければ意味がない
  • 誰が見ても完璧な成果を出さなければいけない

そんなふうに思っていませんか?

理想が高いこと自体は素晴らしいことですが、「0か100か思考」に陥ると危険です。

「100点以外は0点と同じ」と考えてしまうと、少しでも躓いた瞬間に「もうダメだ、自分は努力できない」と錯覚してしまうのです。

脳の仕組み上、変化を拒むのは当たり前のこと

実は、人間の脳には「ホメオスタシス(恒常性)」という機能が備わっています。これは、「今の状態を維持して、変化を避けることで安全を守ろうとする本能」です。

新しい習慣を始めたり、自分を変えようとしたりすることは、脳にとっては「変化=危険」と認識されます。だから、三日坊主になったり、やる気が出なかったりするのは、ある意味で脳が正常に働いている証拠でもあります。

あなたの意志が弱いわけではなく、脳の防衛本能が優秀なだけなんですよ。

努力できない自分が嫌いな状態から抜け出すための視点の変え方

40代

原因がわかったところで、次は少しだけ視点を変えてみましょう。

自分を責めるのをやめるだけで、心はずいぶんと楽になります。

「やる気」に頼るのをやめると、ふしぎと体が動き出す

「やる気が出たらやろう」と思っていませんか?

残念ながら、脳科学的には「やる気はやり始めないと出ない」ことがわかっています(作業興奮といいます)。

ですから、「やる気が出ない自分」を責める必要はありません。やる気はなくて当たり前なんです。

今は無理に動こうとせず、「やる気なんて、そんな便利なものは最初から存在しないんだ」と割り切ってみてください。そう思うだけで、プレッシャーが少し減りませんか?

自分を責めることは、実は一番のエネルギー浪費になっている

「ああ、今日も何もできなかった…」

そうやって自分を責めている時、心はものすごい量のエネルギーを消費しています。

ただでさえエネルギー切れで動けないのに、残りのわずかなエネルギーを「自分への攻撃」に使ってしまっているのです。これでは、いつまで経ってもガソリンは溜まりません。

「自分を責める」という行為は、努力できない自分への罰のように感じるかもしれませんが、実は回復を遅らせる一番の原因なのです。

「何もしない」のではなく「充電している」と捉え直す

今日一日、ベッドでスマホを見て終わってしまったとしても。

それは「サボった」のではなく、「次の動き出しのために充電をしていた」と捉え直してみてください

骨折した人がギプスをして安静にしているのを「努力不足だ」とは言いませんよね。心も同じです。今は、動くための準備期間。そう割り切って、堂々と休むことが、結果的に一番の近道になります。

今日からできる「努力できない自分」を受け入れる練習

いきなり大きな努力をする必要はありません。

ここでは、自分を嫌いな気持ちを少し和らげるための、小さな小さな練習を紹介します。

大きな目標はいらない。「実験」として小さく動いてみる

「毎日ランニングをする」ではなく、「靴を履いて玄関に出る」ことだけを目標にしてみましょう

そして、それを「努力」と呼ばず「実験」と呼んでみてください。

「靴を履いたらどんな気持ちになるか実験してみよう」

もしできなくても、「今日は靴を履く気分じゃなかったというデータが取れた」と思えばいいのです。実験に失敗はありません。

できたこと探し:当たり前の日常に花丸をつける

夜寝る前に、今日「できなかったこと」ではなく「できたこと」を3つ探してみましょう。

  • 朝、起きることができた
  • ご飯を食べた
  • 歯を磨いた
  • 会社(学校)に行った
  • 生きていた

当たり前のことばかりでいいんです。「こんなこと誰でもできる」と思わず、「当たり前のことを今日も維持できた自分」に花丸をつけてあげてください。加点法で自分を見る癖をつけると、自己嫌悪は少しずつ薄れていきます。

1日5分、罪悪感なしで「休む」と決める

「ダラダラしてしまった」という罪悪感を持ちながら休むのは、休養になりません。

1日の中で5分だけでいいので、「今から5分間は、何もしない!徹底的に休む!」と宣言してみてください。

スマホも置いて、ただボーッとする。お茶を飲む。

「自分の意志で休んだ」という経験が、自分へのコントロール感を取り戻す第一歩になります。

それでも努力できない自分が嫌いで苦しい時は

ここまで読んでも、「やっぱり自分はダメだ」「どうしても責めてしまう」という気持ちが消えないこともあるかもしれません。

長い間染み付いた思考の癖は、一人で治すのが難しいものです。

誰かに話すことで、客観的な自分が見えてくる

悩みの中にいると、どうしても視界が狭くなり、自分の欠点ばかりが巨大に見えてしまいます。

そんな時は、信頼できる誰かに今の気持ちを話してみてください。

「それって普通のことだよ」「あなたは十分頑張ってるよ」

他者の視点が入ることで、凝り固まった自己評価が解けていくことがあります。

「たま お悩み相談室」で「ありのままの自分」を見つけるお手伝い

もし、周りに相談できる人がいなかったり、知っている人には話しづらいと感じたりする場合は、私たちのような専門家を頼ってください。

「たま お悩み相談室」では、あなたが抱えている「努力できない苦しさ」や「自分への嫌悪感」を、否定することなくそのまま受け止めます

なぜそんなに苦しいのか、どうすればあなたらしく楽に生きられるのか。カウンセリングを通して、一緒に紐解いていきましょう。

あなたは一人ではありません。まずは、ここで吐き出すことから始めてみませんか?

「たま お悩み相談室」はこちら

まとめ:努力できない自分を嫌いにならなくて大丈夫。まずは休むことから始めよう

「努力できない自分が嫌い」

そう思ってしまうのは、あなたが今まで一生懸命生きてきた証であり、もっと良くなりたいという向上心の裏返しです。

どうか、そんな自分を責めないでください。

今は少し、翼を休める時期なだけ。

エネルギーが満タンになれば、あなたは自然とまた飛び立つことができます。

まずは今日、この記事を最後まで読んだご自身の「努力」を、たっぷりと褒めてあげてくださいね。


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