お悩み相談カウンセラー、鍼灸師、ラジオパーソナリティ、歌手


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嫉妬してしまう自分が嫌い…苦しい自己嫌悪から抜け出し心を軽くする5つの方法


「友人の結婚報告を素直に喜べない」

「同僚が評価されているのを見ると、モヤモヤして落ち込む」

「キラキラしたSNSを見るたび、みじめな気持ちになる」

そして、そんな黒い感情を持ってしまう自分のことを、「なんて性格が悪いんだろう」「嫉妬してしまう自分が嫌い」と責めていませんか?

実は、カウンセリングの現場でも「嫉妬」に関するご相談はとても多いのです。誰かと比べて落ち込んでしまうことは、あなたが悪いわけではありません。

この記事では、嫉妬の正体や心理的メカニズムを紐解きながら、苦しい自己嫌悪から抜け出し、心をふっと軽くするための対処法をお伝えします。

読み終わる頃には、「嫉妬してもいいんだ」と少し自分を許せるようになっているはずですよ。


たま お悩み相談室』の代表として、夫婦関係・人間関係・人生の悩みなど、誰にも言えない気持ちに寄り添いながら、一人ひとりが“自分を大切にできる生き方”をサポートしています。

著書『40歳からの幸せの法則 ― 自分ファーストで心も時間も自由になる

FM845にて10年以上、ラジオパーソナリティを務める

SNS総フォロワー数:3万人以上

Voicyにてラジオ配信中

なぜ「嫉妬してしまう自分が嫌い」と感じてしまうのか

40代

人を妬ましく思う感情は、ドロドロとしていて心地よいものではありません。しかし、あなたが今苦しんでいるのは、嫉妬そのものよりも「嫉妬してしまう自分自身への自己否定」ではないでしょうか。

人の幸せを喜べないのは性格が悪いからではない

まず最初にお伝えしたいのは、他人の幸せを喜べない=性格が悪い、ということではないということです。

嫉妬は、脳の扁桃体という部分が反応して生まれる、ごく原始的な感情です。

「痛み」に近い感覚だとも言われています。自分が欲しいものを持っている人を見て、心がチクリと痛む。これは、あなたが「自分の人生をより良くしたい」と真剣に生きているからこそ起こる反応なのです。

強い自己嫌悪は「理想の自分」が高い証拠

「嫉妬してしまう自分が嫌い」と感じる人は、裏を返せば「人の幸せを祝福できる、清らかで優しい人でありたい」という高い理想を持っている人です。

どうでもいい人や、向上心のない人は、そもそも自分の内面の醜さに悩みません。あなたが苦しいのは、あなたが優しく、理想を目指して努力しようとする心の持ち主だからなんですよ。

嫉妬は人間として自然な防衛本能である

進化心理学的に見れば、嫉妬は自分を守るための防衛本能です。

群れの中で自分の立場が危うくなったり、資源(愛情や評価)を奪われそうになったりした時に、「負けてはいけない」「頑張らなきゃ」とアラートを鳴らしている状態。

つまり、嫉妬はあなたの生存本能が正常に働いている証拠。風邪をひいたら熱が出るのと同じで、ごく自然な生理現象なのです。

嫉妬の裏側に隠された心理的メカニズム

40代

では、なぜ特定の相手や状況に対して、これほどまでに心がざわついてしまうのでしょうか。そのメカニズムを知ることで、客観的に自分を見つめ直すことができます。

自分と似ている相手ほど嫉妬しやすい理由

私たちは、ビル・ゲイツや大谷翔平選手に本気の嫉妬はしませんよね?

嫉妬は「手が届きそうな距離にいる人」「自分と条件が似ている人」に対して最も強く発動します。

「同期のAさん」「学生時代の友人」など、本来自分と同じ場所にいたはずの人が、一歩先に行ってしまったと感じた時。「なぜ私だけ?」という不公平感が、強烈な嫉妬心へと変わるのです。

劣等感と「私には価値がない」という思い込み

嫉妬の根底には、深い劣等感があります。

「あの子に比べて私はダメだ」「私には価値がない」という無意識の思い込み(コア・ビリーフ)があると、他人の成功が「あなたの無価値さ」を証明するもののように感じられてしまいます。

相手を攻撃したいのではなく、実は「自信のない自分」を守ろうとして必死になっている状態なのです。

SNSが引き起こす比較癖と焦燥感

現代は、SNSを開けば他人の「成功」や「幸せ」の切り取り画像が嫌でも目に入ってきます。

本来知らなくてよかった他人の生活と、自分の日常を無意識に比較させられる環境にあります。

「みんな充実しているのに、私だけ何もない」

この焦燥感が、嫉妬の炎に油を注いでしまいます。これはあなたのせいではなく、環境のせいでもあることを忘れないでください。

嫉妬してしまう自分が嫌いで辛い時の対処法5選

ここからは、実際に嫉妬で胸が苦しくなり、自己嫌悪に陥ってしまった時に試してほしい、具体的な対処法を5つご紹介します。

1. 感情を否定せず「今、嫉妬している」と声に出して認める

一番苦しいのは「嫉妬してはいけない」と感情を押し殺すことです。感情は抑圧すると、余計に膨れ上がります。

まずは一人になれる場所で、「ああ、私は今、あの人に嫉妬しているんだな」「悔しいと思っているんだな」と声に出して認めてあげましょう。「人間だもの、嫉妬くらいするよね」と自分に声をかけるだけで、脳の興奮が少し鎮まります。

2. 嫉妬の対象から物理的・情報的に距離を置く

嫉妬の対象が目に入ると、どうしても感情が刺激されます。

SNSであれば、ミュート機能を使って目に入らないようにしましょう。「見ない」ことは逃げではなく、自分の心を守るための立派な自衛手段です。

心が元気になるまでは、あえて距離を置く勇気を持ってください。

3. 「悔しい」を「私もそうなりたい」という願望に書き換える

嫉妬は「あなたが本当に欲しいもの」を教えてくれています。

結婚した友人に嫉妬するのは、あなたが「パートナーとの温かい家庭」を求めているから。出世した同僚に嫉妬するのは、「仕事で認められたい」と思っているからです。

「あの子ばかりズルい」を、「そうか、私はあれが欲しかったんだ。次は私の番だ」と言い換えてみましょう。嫉妬を「願望」として捉え直すのです。

4. 今の自分が持っている「あるもの」に目を向ける

嫉妬している時は、相手の「持っているもの」と自分の「持っていないもの」を比べています。

意識的に視点を変え、今の自分が「持っているもの」を数えてみましょう。

  • 健康な体がある
  • 趣味を楽しめる時間がある
  • 話を聞いてくれる友人がいる

「私にも、いいところはある」と再確認することで、欠乏感が和らぎます。

5. 安全な場所で黒い感情をすべて吐き出す

紙に書きなぐる、誰もいないお風呂で叫ぶなど、感情を外に出すことも有効です。

ここで重要なのは、「誰にも批判されない安全な場所」で吐き出すこと。友人や家族に話すと、正論で返されて余計に傷つくこともあります。

嫉妬をエネルギーに変えて自分を好きになるために

40代

嫉妬は扱い方さえ間違えなければ、あなたを成長させる強烈なガソリンになります。

嫉妬は自分の「本当の望み」を知るコンパスになる

嫉妬を感じた時は、「自分の本音」を知るチャンスです。

何に嫉妬したのかを深掘りしていくと、自分が人生で何を大切にしたいのかが見えてきます。

嫉妬してしまう自分を嫌うのではなく、「教えてくれてありがとう」と捉えることができれば、あなたはもっと自分の人生に集中できるようになります。

他人軸ではなく「自分軸」で幸せを定義し直す

比較による嫉妬は「他人軸」で生きている時に起こります。

「あの人より優れているか」「世間的に勝ち組か」ではなく、「私が心地よいと感じるか」「私が好きか」という「自分軸」を取り戻しましょう

自分軸がしっかりしてくると、他人の成功を見ても「あの人はあの人の幸せ、私は私の幸せ」と境界線を引けるようになります。

一人で抱えきれない時はプロに頼る選択肢を

カウンセリング 30代

それでも、どうしても嫉妬心が消えず、自己嫌悪で夜も眠れないほど辛い時は、一人で抱え込まないでください。

誰かに話すだけで心の毒素はデトックスできる

心の中に溜まったドロドロとした感情は、言葉にして誰かに受け止めてもらうことで浄化(カタルシス)されます。

「こんな醜いこと言えない」と思うようなことでも、否定せずに聞いてもらう体験が、自己肯定感を回復させます。

「たま お悩み相談室」で「嫉妬してしまう自分」を受容する練習を

もし、周りの人には話しにくい、もっと深い部分から自分を変えたいと感じているなら、「たま お悩み相談室」へお越しください。

私たちは、あなたが「嫉妬してしまう自分」を責める必要がないことを知っています。あなたのその感情の奥にある「本当の願い」を一緒に探し、自己嫌悪から抜け出すお手伝いをさせていただきます。

誰かに話すことは、弱さではなく強さです。

心が壊れてしまう前に、プロの力を頼ってみてくださいね。

まとめ

30代

「嫉妬してしまう自分が嫌い」という悩みは、あなたが真剣に人生と向き合っている証です。

  1. 嫉妬は自然な感情であり、性格が悪いわけではない
  2. 自分と似ている人、欲しいものを持っている人に反応する
  3. 感情を認め、物理的に距離を置くなどの対処をする
  4. 嫉妬を「自分が欲しいもの」を知るヒントにする

自分を責めるのをやめて、「よくやってるね、私」と優しく声をかけてあげましょう。

あなたの心が少しでも軽くなることを、心から願っています。


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