お盆や年末年始、ゴールデンウィーク。
世間は大型連休で盛り上がっているのに、カレンダーを見るたびに心が重くなる……。
「またあの場所に行かなければならないのか」と、深くため息をついていませんか?
義実家への帰省は、多くの妻たちにとって、心身ともに大きくすり減る一大イベントですよね。
この記事では、義実家への帰省でストレスを感じてしまう原因を紐解きながら、その場を少しでもラクにやり過ごすための対処法や、角を立てない上手な断り方をお伝えします。
毎日頑張っているあなたの心が、少しでも軽くなるヒントが見つかれば嬉しいです。
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義実家帰省に行きたくない…角が立たない断り方と滞在中の心の守り方
- 1. 「義実家への帰省がストレス」と感じているのはあなただけではありません
- 1.1. なぜ義実家の帰省はこれほど憂鬱なのか?
- 1.2. 「帰省したくない」と思う自分を責めなくていい
- 2. 義実家帰省でストレスを感じる主な5つの原因
- 2.1. 1. 終わりの見えない気遣いと緊張感
- 2.2. 2. 義両親との価値観の違いや無神経な言葉
- 2.3. 3. 妻ばかりが動く不公平な家事負担
- 2.4. 4. 「自分の実家」でくつろぎ、かばってくれない夫
- 2.5. 5. 交通費や手土産などの見えない金銭的負担
- 3. 義実家帰省のストレスを最小限に抑える!帰省中の対処法
- 3.1. 滞在日数をあらかじめ短く設定しておく
- 3.2. 外出などの用事を作り「逃げ場」を確保する
- 3.3. 「完璧な嫁」を演じるのをやめる
- 3.4. 帰省前に「夫との連携ルール」を決めておく
- 4. 波風を立てない!義実家帰省の上手な断り方と理由
- 4.1. 仕事のスケジュールや資格勉強を理由にする
- 4.2. 自身の体調不良や疲労の蓄積を伝える
- 4.3. 子どもの行事や習い事、受験を理由にする
- 4.4. 夫と子どもだけで帰省してもらう(父子帰省の提案)
- 5. 義実家帰省のストレスから「夫婦関係」に溝ができていると感じたら
- 5.1. 本当のストレス原因は「夫の無理解」にあるかもしれません
- 5.2. 感情的にならずに夫へ辛い気持ちを伝える方法
- 6. 義実家帰省のストレスを一人で抱え込まないで
- 6.1. 誰かに話すことで、凝り固まった心は軽くなります
- 6.2. 義実家や夫婦のモヤモヤは「たまお悩み相談室」へ
目次
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年間500件以上のお悩みに寄り添うカウンセラー。解決を押しつけるのではなく、ご相談者様にとって「心を整える場所」となることを目指したサポートを行っている。SNS総フォロワー数は4万人を超え、著書『40歳からの幸せの法則』の執筆や、FM845のラジオパーソナリティ、大学やカルチャーセンターでの講師など幅広く活動中。
「義実家への帰省がストレス」と感じているのはあなただけではありません
「せっかくの休みなのに、ちっとも休まらない」
「帰省が近づくと憂鬱で眠れなくなる」
そんな風に思い詰めてしまう自分を、「私って冷たいお嫁さんなのかな」と責めてしまっていませんか?
でも、安心してくださいね。
義実家への帰省にストレスを感じているのは、決してあなた一人ではありません。
多くの妻たちが同じように悩み、ギリギリのところで踏ん張っているのです。
なぜ義実家の帰省はこれほど憂鬱なのか?
義実家は、夫にとっては生まれ育った安心できる場所でも、あなたにとっては「アウェー」の空間です。
どんなに優しい義両親であっても、そこは自分とは違うルールや価値観で動いている別の家族の家です。
「失礼がないように」「気の利く嫁だと思われるように」と、常にアンテナを張り巡らせていれば、たった数時間でもドッと疲れてしまうのは当然のことですよ。
身体的な疲労はもちろんですが、「本当は行きたくないのに、笑顔を作ってやり過ごさなければならない」という精神的な抑圧が、憂鬱さを何倍にも膨らませてしまうのです。
「帰省したくない」と思う自分を責めなくていい
「親孝行のために行くべきだ」
「子どもを祖父母に会わせないなんてひどい」
……そんな世間の声や、あなた自身の真面目さが、自分を苦しめていませんか?
でも、どうか「帰省したくない」と感じる自分の素直な気持ちを否定しないでください。
ストレスを感じるということは、あなたの心と体が「これ以上は無理をしてはいけないよ」とSOSを出しているサインなのです。
行きたくないと思うことは決して悪いことではなく、自分を守るための自然な感情なのだと、まずは自分自身を優しく認めてあげましょうね。
義実家帰省でストレスを感じる主な5つの原因
義実家への帰省がなぜそれほどまでに苦痛なのか。
その原因をはっきりとさせることで、対処の糸口が見えてくることがあります。
ここでは、多くの妻たちが直面している、代表的な5つのストレス原因を見ていきましょう。
あなたのモヤモヤは、どれに当てはまるでしょうか?
1. 終わりの見えない気遣いと緊張感
義実家に足を踏み入れた瞬間から、「お客様」として座っているわけにもいかず、かといって「家族」として勝手に行動することもできない。
この中途半端な立ち位置が、強烈な気疲れを生み出します。
お茶出しのタイミング、手伝いを申し出るべきかどうかの見極め、常に誰かの目があるという緊張感。
自宅ならパジャマでゴロゴロできる時間帯でさえも、気を張っていなければならないのは、想像以上のエネルギーを消耗してしまいますよね。
2. 義両親との価値観の違いや無神経な言葉
世代や育ってきた環境が違えば、価値観がズレるのは当たり前です。
しかし、それが子育ての仕方、家事のやり方、仕事やお金に対する考え方など、あなたの生活に直接関わることとなると話は別です。
「二人目はまだ?」
「レトルトばかり食べさせてるの?」
といった、悪気はないのかもしれないけれど無神経な言葉に、傷つき、イライラした経験は誰にでもあるでしょう。
反論もできず、ただ笑顔で飲み込むしかない状況は、心を深く傷つけてしまいます。
3. 妻ばかりが動く不公平な家事負担
食事の準備、後片付け、お風呂の順番の調整……。
人が集まれば、当然ながら膨大な家事が発生します。
義母を手伝ってキッチンに立ちっぱなしのあなたをよそに、夫や義兄妹たちはテレビを見て談笑している。
「なぜ私ばかりがこんなに働かされているの?」という不公平感は、帰省中のストレスを爆発させる大きな要因です。
休日なのに、普段の何倍も働かされる理不尽さに、心が折れそうになるのも無理はありません。
4. 「自分の実家」でくつろぎ、かばってくれない夫
もしかすると、義実家そのものよりも、この「夫の態度」が一番のストレス原因かもしれません。
夫にとって実家は羽を伸ばせる場所です。
親の前で「息子」に戻り、妻のSOSに気づかない、あるいは気づいていても「親の言うことだから我慢してよ」と見て見ぬふりをする。
一番の味方であってほしい夫が、あなたの辛さを理解してくれないという孤立感は、帰省のストレスを「夫婦の危機」へと発展させてしまうほどの破壊力を持っています。
5. 交通費や手土産などの見えない金銭的負担
遠方への帰省となれば、新幹線や飛行機などの交通費だけでもバカになりません。
それに加えて、義両親や親戚への手土産、子どもたちへのお年玉など、帰省のたびに大きなお金が飛んでいきます。
家計をやりくりしている妻からすれば、「こんなに嫌な思いをするために、なぜ高いお金を払わなければならないの?」と、金銭的な負担が精神的なストレスに拍車をかけることになりますよね。
義実家帰省のストレスを最小限に抑える!帰省中の対処法
「どうしても帰省を避けられない」という場合でも、工夫次第でストレスを軽減することは可能です。
ただ我慢するだけでなく、あなたが少しでもラクに過ごせるような防衛策をいくつか持っておきましょう。
滞在日数をあらかじめ短く設定しておく
最も効果的なのは、義実家にいる物理的な時間を減らすことです。
「今回は夫の仕事の都合で」
「私の実家にも顔を出さなければならなくて」
などと理由をつけ、例えば3泊の予定を1泊や日帰りに短縮できないか調整してみましょう。
「終わりが見えている」というだけでも、心理的な負担は驚くほど軽くなります。
「明日の夕方には帰れる」と自分に言い聞かせることで、なんとか乗り切る気力が湧いてくるはずですよ。
外出などの用事を作り「逃げ場」を確保する
義実家にずっと缶詰状態になるのを防ぐため、帰省中にあえて外出する用事を作っておきましょう。
「地元の友人に会う約束がある」
「子どもが行きたがっている公園がある」
「必要なものを買い出しに行ってきます」
など、数時間だけでも義実家から離れられる「逃げ場」を確保しておくのです。
外の空気を吸い、一人になれる(または夫や子どもだけと過ごす)時間を持つことで、溜まったストレスを一度リセットできます。
「完璧な嫁」を演じるのをやめる
「良い嫁だと思われたい」「嫌われたくない」という思いが、あなた自身を苦しめています。
思い切って、完璧を演じるのをやめてみませんか?
手伝いはほどほどにして「今日は疲れてしまって」と座らせてもらったり、嫌味を言われても「そうなんですね〜」とサラッと受け流したり。
最初から100点を目指さず、60点くらいでいいんだと自分に許可を出してあげましょう。
あなたが少し肩の力を抜くことで、義両親との関係も案外、風通しがよくなるかもしれませんよ。
帰省前に「夫との連携ルール」を決めておく
義実家の敷居をまたぐ前に、夫婦で作戦会議を開いておくことが非常に重要です。
「私はキッチンを手伝うから、あなたはその間、子どもの面倒を見てね」
「義母にこんな風に言われたら、あなたが間に入ってフォローしてね」
「私がこの合図を出したら、そろそろ帰る方向に話を持っていって」
このように、具体的なルールを決めておきましょう。
夫を「共犯者」にすることで、孤独感が薄れ、チームとして帰省を乗り切ることができます。
波風を立てない!義実家帰省の上手な断り方と理由
「もう今年は本当に無理!」「心身の限界が近い」と感じたら、無理をして行く必要はありません。
とはいえ、あからさまに「行きたくない」と言うのは角が立ちますよね。
ここでは、義実家との関係を悪化させずに、上手に帰省を回避するための理由と伝え方をご紹介します。
仕事のスケジュールや資格勉強を理由にする
最も納得してもらいやすく、波風が立ちにくいのが仕事や勉強を理由にすることです。
「どうしても連休中に片付けなければならない仕事が入ってしまって」
「来月に大事な資格試験があって、このお休みに集中して勉強したいんです」
と伝えましょう。
「それは大変ね、頑張って」と応援してもらいやすく、あなたの真面目な印象を崩さずに断ることができます。
自身の体調不良や疲労の蓄積を伝える
無理をして体調を崩してしまっては元も子もありません。
素直に、しかし角が立たないように体調を理由にするのも一つの方法です。
直前の場合は「急に熱が出てしまって…」。
少し前から断る場合は「最近どうも体調が優れず、お医者様からも連休は家でゆっくり休むように言われていて…」と伝えましょう。
「せっかくの帰省なのに申し訳ないです」という言葉を添えることで、より誠意が伝わります。
子どもの行事や習い事、受験を理由にする
子どもがいるご家庭であれば、子どものスケジュールを優先させるのは親として自然なことです。
「連休中にスポーツの試合や合宿があって」
「受験生なので、今年は塾の夏期講習を休めなくて」
といった理由は、義両親も「孫のためなら仕方がない」と納得しやすいでしょう。
「子どもも、おじいちゃんおばあちゃんに会えなくて残念がっています」とフォローを入れると完璧です。
夫と子どもだけで帰省してもらう(父子帰省の提案)
あなたが行かないからといって、夫や子どもまで帰省をやめる必要はありません。
むしろ、義両親は「息子と孫」に会えれば満足なケースも多いものです。
「私はこれこれの理由で今回は見送るけれど、あなたと子どもたちでゆっくりお顔を見せてきてあげて」と、父子での帰省を提案してみましょう。
あなたは自宅でゆっくり羽を伸ばせますし、夫も親孝行ができ、義両親も水入らずで楽しめるという、実は「三方良し」の解決策になることも多いのです。
義実家帰省のストレスから「夫婦関係」に溝ができていると感じたら
帰省のたびに夫婦喧嘩になり、その険悪なムードが日常に戻ってからも尾を引いてしまう……。
もしそんな状態が続いているなら、問題の根っこは「義実家」ではなく、別の場所にあるのかもしれません。
本当のストレス原因は「夫の無理解」にあるかもしれません
義実家で嫌な思いをしたとき、もし夫が「ごめんな、大丈夫か?」「俺がちゃんと守るから」と言ってくれたら、どうでしょうか?
きっと、ストレスは半分以下になるはずです。
妻が本当に辛いのは、義両親からの心無い言葉や家事の負担そのものよりも、「私がこんなに傷ついているのに、夫はわかってくれない、守ってくれない」という悲しみと絶望感なのです。
義実家問題は、夫婦の絆が試されるリトマス試験紙のようなもの。
ここに溝があると感じたら、早めに向き合う必要があります。
感情的にならずに夫へ辛い気持ちを伝える方法
夫にあなたの気持ちをわかってもらうためには、伝え方が重要です。
帰省直後のイライラした状態で「あなたのお母さんが…!」「どうしてかばってくれないの!」と感情的に責めても、夫は自分や親を否定されたと感じて心を閉ざしてしまいます。
「義実家に行くのは嫌」と伝えるのではなく、「私はアウェーの環境でとても緊張していて、あなたのフォローがないと寂しくて悲しかった」「次は、こういう時はこうして助けてほしい」と伝えてみてください。
「私」を主語にして、自分の素直な感情と具体的な要望を伝えるように心がけてみましょう。
義実家帰省のストレスを一人で抱え込まないで
義実家の悩みは、身近な友人やママ友には「自分ばかり愚痴を言って引かれないかな」「悪口になってしまうから」と、なかなか本音で話しにくいものです。
その結果、一人でモヤモヤを抱え込み、心をすり減らしてしまう方が本当にたくさんいらっしゃいます。
誰かに話すことで、凝り固まった心は軽くなります
「私が我慢すれば丸く収まるんだ」と、自分の感情に蓋をし続けないでください。
我慢のコップから水が溢れ出す前に、溜まった感情を外に吐き出すことが大切です。
誰かに話を聞いてもらい、「それは辛かったね」「あなたはよく頑張っているよ」と受け止めてもらえるだけで、凝り固まっていた心はスッと軽くなります。
声に出して言語化することで、自分でも気づかなかった本当の気持ちや、夫婦関係の改善の糸口が見えてくることもあるのですよ。
義実家や夫婦のモヤモヤは「たまお悩み相談室」へ
もし、夫に話しても理解してもらえない、一人で抱えきれないほど苦しいと感じたら、いつでも私たちプロのカウンセラーに頼ってくださいね。
たまお悩み相談室では、義家族との関係や、そこから生じる夫婦のすれ違いなど、誰にも言えない深いお悩みにも優しく寄り添います。
あなたの心が少しでも穏やかになり、あなたらしい笑顔を取り戻せるよう、一緒に解決の糸口を探していきましょう。
あなたは決して一人ではありませんからね。
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