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カウンセリングの種類と選び方を徹底解説!あなたに合う心理療法はどれ?


「悩みがあって誰かに相談したいけれど、カウンセリングの種類が多すぎて何を選べばいいのか分からない…」

「認知行動療法とか精神分析とか、難しい言葉ばかりで余計に混乱してしまう」

今、あなたはそんな風に悩んでいませんか?

勇気を出してカウンセリングを探し始めたのに、専門用語の壁にぶつかってしまっては、心が折れそうになるのも無理はありません。

実は、心理療法(カウンセリングの手法)は、細かく分けると100種類以上もあると言われています。これらを全て理解するのは、プロでも大変なことです。

でも、安心してください。あなたが詳しくなる必要はありません。

大切なのは、「あなたの悩みに一番効く方法はどれか?」を知ることだけです。

この記事では、複雑なカウンセリングの種類を「ざっくり3つのタイプ」に整理して分かりやすく解説します。

  • 教科書的な解説ではなく、「悩み別」にどの種類が合うかを知りたい
  • 対面、オンライン、チャットなど、自分に合った受け方を見つけたい
  • 失敗しないカウンセラーの選び方のコツを知りたい

そんなあなたのために、プロの視点から「本当に役立つ選び方」を徹底解説します。

あなたにぴったりの解決策を見つけて、その重たい荷物を少しでも早く下ろせるよう、一緒に見ていきましょう。


たま お悩み相談室』の代表として、夫婦関係・人間関係・人生の悩みなど、誰にも言えない気持ちに寄り添いながら、一人ひとりが“自分を大切にできる生き方”をサポートしています。

著書『40歳からの幸せの法則 ― 自分ファーストで心も時間も自由になる

FM845にて10年以上、ラジオパーソナリティを務める

SNS総フォロワー数:3万人以上

Voicyにてラジオ配信中

目次

なぜこんなに多い?カウンセリングの種類を3つのアプローチで整理

40代

カウンセリングについて調べ始めると、流派や技法があまりに多くて驚きませんでしたか?

実は、心理学の歴史の中で「人の心はこうやって癒すべきだ!」という考え方が時代ごとに生まれ、枝分かれしてきたため、これほど多くの種類が存在しています。

ただ、利用する側がすべてを覚える必要はありません。

大きく分けると、アプローチの方法はたったの3つに分類できます。この3つの方向性さえ知っておけば、自分が何を求めているのかが見えてきますよ。

感情や無意識に働きかけるアプローチ(精神分析的・人間性心理学)

一つ目は、「自分の内面を深く見つめる」タイプのアプローチです。

これは、現在の悩みを作り出している「過去の経験」「抑圧された感情」、あるいは自分でも気づいていない「無意識」に焦点を当てる方法です。

  • 特徴: 「なぜ私はこう感じるのか?」というルーツを探ったり、誰にも言えなかった本音を安心して話すことで、心の重荷を下ろします。
  • 代表的な技法: 精神分析的心理療法、来談者中心療法など。
  • こんなイメージ: 絡まった糸を時間をかけて丁寧にほぐしていく作業。

考え方や行動を変えるアプローチ(行動主義的・認知派)

二つ目は、より実践的で「トレーニング」に近いタイプのアプローチです。

過去の原因探しよりも、「今、ここで起きている問題」に注目します。悩みを持続させている「考え方の癖(認知)」「行動パターン」を修正することで、現実を生きやすくすることを目指します。

  • 特徴: ホームワーク(宿題)が出たり、具体的なスキルの練習をしたりします。「心のジム」に通うような感覚に近いかもしれません。
  • 代表的な技法: 認知行動療法(CBT)、行動療法など。
  • こんなイメージ: 悪いフォームを矯正して、楽に走れるようにするコーチング。

家族や関係性に注目するアプローチ(システム論的)

三つ目は、悩みを持っている「個人」ではなく、その人を取り巻く「環境」や「人間関係」に注目するアプローチです。

「あなたが悪い」のではなく、「あなたと周りの人との関係性のバランス(システム)が崩れている」と考えます。家族やパートナーとの相互作用を調整することで、問題の解決を図ります。

  • 特徴: 問題を抱えている本人(IP)だけでなく、家族やパートナーと一緒にカウンセリングを受けることが多いです。
  • 代表的な技法: 家族療法、カップルカウンセリング、ブリーフセラピーなど。
  • こんなイメージ: 歯車の一つを無理に直すのではなく、全体の噛み合わせを調整してスムーズに回す作業。

【代表的な5種類】よく耳にする心理療法の特徴と効果

3つのアプローチを踏まえた上で、ここからはクリニックや相談室のホームページでよく見かける「代表的な5つの心理療法」について解説します。

それぞれの名前と、「どんな人に向いているか」をセットで押さえておきましょう。

来談者中心療法

もっとも基本的で、多くのカウンセラーが土台にしている手法です。別名「クライエント中心療法」とも呼ばれます。

カウンセラーはアドバイスや分析をするのではなく、あなたの話を「否定せず、評価せず、共感的に」聴き続けます。安全な場所で心の内を話し尽くすことで、自ら解決策に気づいたり、自己肯定感を回復させたりする効果があります。

向いている人

  • とにかく話を聴いてほしい、スッキリしたい人
  • 否定されるのが怖くて本音を言えない人
  • 自分の気持ちがわからなくなっている人

認知行動療法(CBT)

現在、医療機関などでも広く取り入れられている、エビデンス(科学的根拠)が豊富な手法です。

物事の受け取り方や考え方の癖(認知)に働きかけ、バランスの良い考え方ができるように練習します。

例えば、「メールの返信が遅い=嫌われた」と自動的に考えて落ち込んでしまう癖に対し、「忙しいだけかもしれない」と別の視点を持てるようにトレーニングします。

向いている人

  • うつ気分や不安が強く、ネガティブ思考から抜け出せない人
  • 具体的な対処法を知りたい人
  • 宿題(記録をつけたり実践したり)に取り組む意欲がある人

精神分析的心理療法

心理学の父、フロイトの流れをくむ伝統的な手法です。

現在の悩みの原因を、幼少期の体験や親子関係、無意識の葛藤に求めます。時間をかけてカウンセラーと対話し、自分でも気づいていなかった「心の奥底」を理解(洞察)することで、根本的な人格の変容を目指します。

向いている人

  • 自分の性格や生き方のパターンを根本から変えたい人
  • 似たような失敗(恋愛や人間関係など)を繰り返してしまう人
  • じっくりと時間をかけて自分と向き合いたい人

家族療法・カップルカウンセリング

問題を持っている個人(例えば不登校の子どもや、うつ状態の夫など)だけを治療対象とするのではなく、家族や夫婦を「一つのシステム」として捉える手法です。

家族全員で話し合う場を設けたり、コミュニケーションのパターンを変えることで、問題の解決を図ります。

向いている人

  • 夫婦仲や親子関係が悪化している人
  • 子どもの問題行動(不登校、家庭内暴力など)に悩む家族
  • 一人の努力ではどうにもならないと感じている人

その他の療法(マインドフルネス、芸術療法など)

言葉だけで伝えるのが難しい場合や、身体感覚を重視する場合に用いられる手法です。

  • マインドフルネス: 瞑想などを通じて「今、ここ」の感覚に集中し、不安やストレスを軽減させます。
  • 芸術療法(アートセラピー): 絵を描いたり、箱庭を作ったりすることで、言葉にできない感情を表現し、カタルシス(浄化)を得ます。

向いている人

  • 言葉で説明するのが苦手な人
  • 頭で考えすぎて疲れてしまう人
  • リラックスする方法を身につけたい人

【悩み別・逆引き】私にはどの種類のカウンセリングが合っている?

40代 カウンセリング

ここまで代表的な種類を紹介してきましたが、「結局、私にはどれがいいの?」と迷ってしまう方もいるでしょう。

そんな時は、手法の名前から選ぶのではなく、「今、あなたがどうなりたいか(解決のゴール)」から逆引きで選ぶのが正解です。

あなたの今の心の状態に近いものを探してみてください。

とにかく辛い気持ちを吐き出してスッキリしたい場合

「会社に行くのが辛い」「誰にも言えない悩みがある」「とにかく胸が苦しい」

今のあなたがもし、解決策よりも「心の重荷を下ろしたい」と感じているなら、迷わず「来談者中心療法(傾聴ベース)」のカウンセリングを選びましょう。

人は、自分の感情を否定せずに受け止めてもらうだけで、驚くほど心が軽くなるものです(これをカタルシス効果と呼びます)。

この段階で無理に「考え方を変えよう(認知行動療法)」としたり、「過去を掘り下げよう(精神分析)」とすると、かえって負担になりかねません。

まずは、あなたの味方になってくれるカウンセラーに、思いっきり愚痴や弱音を吐き出すことが、回復への最短ルートです。

ネガティブ思考のループから抜け出したい場合

「頭では分かっているのに、悪い方にばかり考えてしまう」

「一度失敗すると、もう全部ダメだと感じてしまう」

ある程度元気はあるけれど、「考え方の癖」のせいで生きづらさを感じているなら、「認知行動療法(CBT)」が非常に効果的です。

このアプローチでは、カウンセラーと一緒に「どんな時に落ち込むのか?」を分析し、「別の考え方はできないか?」とシミュレーションを行います。

いわば「思考のトレーニング」なので、続けていくうちに自分一人でも気持ちの切り替えができるようになります。

「性格を変える」というよりは、「物事を受け取るための新しいメガネを手に入れる」感覚に近いです。

人間関係のパターンや性格を根本から変えたい場合

「なぜかいつも同じようなタイプの人とトラブルになる」

「親との関係が大人になった今も心に引っかかっている」

「自分という人間を深いレベルで理解したい」

表面的な解決ではなく、人生の質を根本から変えたいと願うなら、「精神分析的心理療法」などの洞察を深めるアプローチが向いています。

これは、即効性のある鎮痛剤というよりは、体質改善のための漢方薬のようなものです。

時間はかかるかもしれませんが、自分の無意識にある「生きづらさの種」を見つけ出し、消化することで、人生の景色がガラッと変わるような深い変化を体験できるでしょう。

対面だけじゃない!受け方の形式(スタイル)による種類の違い

心理療法(技法)の種類と同じくらい大切なのが、「どうやって受けるか(形式)」の選び方です。

今はライフスタイルに合わせて、様々な受け方が選べる時代です。それぞれのメリット・デメリットを理解して、今の自分が一番無理なく続けられるスタイルを選びましょう。

対面カウンセリングのメリット・デメリット

カウンセリングルームに直接足を運び、対面で話す伝統的なスタイルです。

メリット

  • 安心感と空気感: 同じ空間にいることで、言葉以外の雰囲気や呼吸も伝わり、深い安心感(守られている感覚)を得やすいです。
  • 非日常の空間: 家から離れることで、日常のストレスから物理的に距離を置くことができ、気持ちの切り替えがしやすいです。
  • 情報の豊かさ: 表情や仕草などの細かな情報が伝わるため、カウンセラーもより的確なサポートが可能です。

デメリット

  • 通う手間: 移動時間や交通費がかかります。
  • 外出のハードル: うつ状態が重い時など、外に出ること自体が辛い場合には負担になります。

オンラインカウンセリング(Zoomなど)のメリット・デメリット

コロナ禍以降、急速に普及したスタイルです。ビデオ通話を使って自宅からカウンセリングを受けます。

メリット

  • 手軽さ: 移動時間ゼロで、全国どこからでも相性の良いカウンセラーを選べます。
  • リラックス: 自室など慣れ親しんだ場所で受けられるため、緊張しにくいという方もいます。
  • 継続しやすさ: 忙しい方や、外出が難しい方でも無理なく続けられます。

デメリット

  • 環境の確保: 家族に話を聞かれないよう、プライバシーが守れる静かな場所を自分で用意する必要があります。
  • 通信トラブル: ネット環境が悪いと、映像や音声が途切れて話に集中できないことがあります。

メール・SNS相談のメリット・デメリット

LINEやメール、チャットアプリなどを使って、文字でやり取りをするスタイルです。

メリット

  • 話すのが苦手でもOK: 緊張してうまく話せない人でも、文字なら自分のペースで伝えられます。
  • 思考の整理: 書くこと自体が、自分の気持ちを整理する「書く瞑想(ジャーナリング)」の効果を持ちます。
  • 記録が残る: カウンセラーからの返信を何度も読み返すことができ、お守りのようになります。

デメリット

  • 情報の限界: 声のトーンや表情が見えないため、微妙なニュアンスが伝わりにくいことがあります。
  • 即時性のなさ: リアルタイムの会話ではない場合(メール相談など)、返信までにタイムラグがあり、今すぐ助けてほしい時には向きません。

技法の種類よりも大切?カウンセリングで失敗しないための選び方

ここまで色々な種類や形式を見てきましたが、最後にカウンセリング選びで最も大切なことをお伝えします。

実は、カウンセリングの効果を決めるのは、「どの有名な技法を使ったか」だけではありません。失敗しないために、ぜひ知っておいてほしい2つのポイントがあります。

1つの種類にこだわらない「統合的アプローチ」とは

「私は認知行動療法を受けたいから、それ専門の人を探さなきゃ」と思い込んでいませんか?

実は、現在の熟練したカウンセラーの多くは、一つの流派だけに固執することは稀です。

クライエントの状態や時期に合わせて、複数の技法を柔軟に組み合わせるスタイルが主流になっています。これを専門用語で「統合的アプローチ(折衷的アプローチ)」と呼びます。

例えば、

  • 最初の数回は「来談者中心療法」で信頼関係を築き、十分に気持ちを吐き出してもらう。
  • 心が落ち着いてきたら、「認知行動療法」のワークを取り入れて思考の整理をする。

といった具合です。

優秀な料理人が、和食や洋食の技法にとらわれず「今のお客さんが一番美味しく食べられる料理」を出すのに似ています。

ですから、あなたが事前に「絶対にこの療法!」と決めつけなくても、柔軟に対応してくれるカウンセラーを選ぶ方が、結果的にうまくいきやすいのです。

効果を決める最大の要因は「カウンセラーとの相性」

心理学の研究において、カウンセリングの効果を左右する最大の要因は、技法の種類ではなく「カウンセラーとの信頼関係(治療同盟)」であるというデータがあります。

どんなに素晴らしい立派な技法を使っても、「この先生、なんだか高圧的で話しにくいな…」「私の気持ちを分かってくれていない気がする」と感じている状態では、効果はほとんど期待できません。

逆に、技法はシンプルでも、「この人なら安心して何でも話せる」と思える相手なら、心は自然と回復に向かいます。

  • 直感を信じる: プロフィール写真や文章を見て「優しそう」「話しやすそう」と感じるか。
  • お試しを利用する: 初回のやり取りで違和感がないか確認する。

種類や経歴といったスペックも大切ですが、最終的には「あなたにとって心地よい相手かどうかを最優先にしてくださいね。

「たま お悩み相談室」のカウンセリングスタイルについて

50代 カウンセリング

最後に、手前味噌にはなりますが、私「たま先生」が運営する「たま お悩み相談室」がどのようなスタイルをとっているか、少しだけご紹介させてください。

あなたに合わせて技法を組み合わせる「オーダーメイド」な対応

当相談室では、「私は認知行動療法の専門家だから、これしかやりません」といったスタンスはとりません。

ここまでお話ししてきた通り、人の悩みは十人十色であり、その時々の心の状態によって必要なアプローチが変わるからです。

基本的には、「来談者中心療法」をベースに、あなたのお話をじっくりと伺い、絶対的な味方として寄り添います。

その上で、必要に応じて以下のような技法をオーダーメイドで組み合わせていきます。

  • 思考の整理が必要な時 → 認知行動療法のエッセンスを取り入れて視点を変える練習をする
  • 過去の古傷が痛む時 → 精神分析的な視点でゆっくりとルーツを紐解く

いわば、あなたの心の状態に合わせた「あなただけの処方箋」を作るようなイメージです。ですから、予約の段階で「どの療法にするか」を悩む必要はありません。すべて私にお任せください。

まとめ

今回は、複雑なカウンセリングの種類と選び方について解説しました。

  1. 種類は多いが、大きく分けると「感情・内面」「思考・行動」「関係性」の3タイプ。
  2. 技法名よりも、「どうなりたいか(スッキリしたい、考え方を変えたい)」で選ぶと失敗しにくい。
  3. 最も大切なのは技法ではなく「カウンセラーとの相性」。統合的アプローチができる柔軟な人がおすすめ。

専門用語に詳しくなる必要はありません。

あなたが「ここなら安心できる」と思える場所を見つけ、その重たい荷物を一日でも早く下ろせることを、心から願っています。

もしその場所として「たま お悩み相談室」を選んでいただけたら、これほど嬉しいことはありません。

あなたとお話しできる日を、楽しみに待っていますね。


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