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「人生やり直したい」20代のあなたへ。スキルなしでも大丈夫!自分らしい道へ軌道修正する方法


「新卒で入った会社、すぐに辞めてしまった…」

「周りはあんなに活躍しているのに、自分だけ何もできない」

「まだ20代なのに、人生やり直したいなんて…」

社会人になったばかり、あるいは数年が経ち、まさにこれからという時期に「つまずき」を感じると、まるで自分だけがスタートラインで転んでしまったかのように感じて、ひどく焦ってしまいますよね。

「スキルもないし、もう手遅れかも…」

そんな不安でいっぱいになっているかもしれません。

でも、大丈夫。心の底からお伝えしたいです。

20代の「やり直したい」は、決して「失敗」ではありません。

それは、あなたが「自分に合わない道」に早く気づけたという証拠であり、「自分らしい道」へと軌道修正するための、最高のチャンスなんです。

この記事では、「スキルなしでも大丈夫」と安心できる理由と、焦らずに自分らしい道を見つけるための具体的な「軌道修正の方法」を、一緒に見ていきましょう。

あなたの「今」のその悩みが、未来の大きな一歩につながりますよ。

– 「人生やり直したい」関連タグ –


たま お悩み相談室』の代表として、夫婦関係・人間関係・人生の悩みなど、誰にも言えない気持ちに寄り添いながら、一人ひとりが“自分を大切にできる生き方”をサポートしています。

著書『40歳からの幸せの法則 ― 自分ファーストで心も時間も自由になる

FM845にて10年以上、ラジオパーソナリティを務める

SNS総フォロワー数:3万人以上

Voicyにてラジオ配信中

目次

「人生やり直したい」20代のあなたが抱える「つまずき」と焦り

「20代は可能性に満ちている」と聞かされてきたのに、現実はなんだか息苦しい…。

「人生やり直したい」と感じている20代のあなたは今、社会人になって早々に訪れた「つまずき」に、深く戸惑い、焦りを感じているのかもしれません。

まずは、そのお気持ちを一緒に見つめていきましょう。

「こんなはずじゃなかった…」新卒・早期離職の挫折感

希望を持って入社したはずの会社。あるいは、「まずは3年」と自分に言い聞かせていた会社。

「配属された部署が合わなかった」

「社風が息苦しくて、心身が限界だった」

「こんなに早く辞めるなんて、自分はなんてダメなんだろう」

思い描いていた社会人生活とのギャップから、早期に離職を選んだり、辞めたいと思いながらなんとか出社したりしていると、「自分は社会不適合者なんじゃないか」と、深い挫節感を抱えてしまいますよね。

スタートでつまずいた感覚は、20代にとって想像以上に重くのしかかります。

「周りはキラキラしてるのに」SNSで感じる同世代との差

ふとSNSを開くと、仕事で活躍している同級生、やりがいを見つけて楽しそうな友人、充実した休日を過ごす知人の姿が目に入ってきます。

「みんな、ちゃんと前に進んでいる」

「それに比べて、自分は一体何をしているんだろう…」

比べるつもりはなくても、自分だけが取り残されているような感覚に陥り、焦りが募る。

他人の「キラキラした一面」だけが切り取られた投稿を見るたびに、「やり直したい」という気持ちが強くなってしまうのです。

「やりたいことが分からない」まま社会人になった苦しさ

学生時代、「特にこれがやりたい」という強い情熱が見つからないまま、就職活動の時期を迎え、「なんとなく内定が出たから」という理由で今の会社を選んだ、という方も少なくありません。

働き始めてから「この仕事、本当に自分に合ってるのかな?」と疑問を感じても、「かといって、他にやりたいこともない…」

「やりたいことが分からない」まま走り続けるのは、「自分は何のために働いているんだろう」という苦しさにつながります。

「軸」がないまま進んでしまったからこそ、「最初からやり直したい」と願ってしまうのです。

朗報:20代の「やり直したい」は、人生最大のチャンスです

「つまずいてしまった…」と落ち込んでいるあなたに、一番にお伝えしたい朗報があります。

それは、20代の「人生やり直したい」は、実は人生最大のチャンスだということです。

なぜなら、20代は「やり直し」ではなく「軌道修正」が最も得意な時期だからです。

20代は「軌道修正」が一番しやすいゴールデンタイム

30代、40代になると、背負うもの(家庭、役職、ローンなど)が増え、方向転換にも大きなエネルギーが必要になることがあります。

その点、20代は身軽です。

もし今の道が「違う」と感じたら、別の道を試してみるフットワークが圧倒的に軽い。

「若さ」は、企業にとっても「ポテンシャルの塊」として魅力的に映ります。

20代は、人生の「軌道修正」が最も歓迎され、最も低コストで行える、まさにゴールデンタイムなのです。

「スキルなし」は「何にでも染まれる」という最強の武器

「スキルがないから、やり直せない」と不安に思うかもしれません。

でも、視点を変えてみてください。

特定のスキルや色(社風)に染まっていないということは、「これから何にでも染まれる」「ゼロから素直に吸収できる」という最強の武器になります。

変な癖がついていない、まっさらな状態。

それこそが「未経験でも育てたい」と思う企業や環境が、何よりも求めているものなのです。

そのつまずきは「自分を知る」ための貴重なデータ

新卒で入った会社が合わなかったこと。

それは、あなたの能力が低いからではありません。

単に、「その環境が、あなたに合わなかった」というだけ。

その「合わなかった」という事実は、「じゃあ、自分は何が嫌で、何を求めているんだろう?」と考えるための、何物にも代えがたい貴重なデータです。

つまずいたからこそ、「自分軸」で次の道を選ぶきっかけを、あなたは手に入れたのです。

なぜ20代は「人生やり直したい」と感じやすい?その心の仕組み

「20代ならなんだってできる」はずなのに、なぜこんなに苦しいんだろう?

実は、20代という時期特有の「心の仕組み」が、「やり直したい」という気持ちを強くさせているのかもしれません。

理想の社会人像と、うまくいかない現実のギャップ

子供の頃に思い描いていた「カッコイイ社会人」や、ドラマで見るような「バリバリ働く自分」

そんな理想とは裏腹に、現実は地味な作業の繰り返しだったり、上司に叱られてばかりだったり…。

この「理想と現実のギャップ」が大きければ大きいほど、「こんなはずじゃなかった」という思いが強くなり、「理想のスタート地点からやり直したい」と感じてしまうのです。

「まだ若いんだから」という周りからの無言のプレッシャー

周りの大人は「20代はいいね」「若いうちは何でもできる」と励ましているつもりでも、言われる側にとっては「若いうちに何かを成し遂げなければならない」という無言のプレッシャー(圧)に感じることがあります。

「若い」というだけで期待されるのに、それに応えられていない自分が不甲斐なく、「早く結果を出さないと」と焦ってしまうのです。

学生時代との大きすぎる環境の変化

昨日までは「お客様」として守られていた学生時代。

それが、社会人になった途端、「プロ」として結果を求められ、自分の行動すべてに責任が伴います

「お金をもらう」ことの重さ、厳格な時間管理、簡単にはリセットできない人間関係。

この守られた環境から、自立した環境への「大きすぎる変化」に心が追いつかず、「あの頃に戻りたい」「せめてスタート地点からやり直したい」と感じてしまうのは、とても自然なことなんですよ。

20代から人生を好転させる「具体的な行動」4ステップ

では、ここからは「人生やり直したい」という漠然とした不安を、「次の一歩」に変えるための具体的な行動を4つのステップでご紹介します。

焦らなくて大丈夫。できることからでいいんですよ。

STEP1: まずは「合わなかったこと」を書き出す(自己分析)

「やりたいこと」が分からなくても、「嫌だったこと」「合わなかったこと」なら、今のあなたにはハッキリと分かるはずです。

  • 「満員電車が本当に苦痛だった」
  • 「結果よりもプロセスを大事にする文化が合わなかった」
  • 「一人で黙々と作業する時間が辛かった」

これは立派な自己分析です。

その「嫌だ」をひっくり返せば、「あなたの望む環境」が見えてきますよ。

STEP2: スキルを気にせず「小さく試して」みる

「やり直す」というと、大きな転職や決断を想像しがちですが、まずはもっと小さく試してみましょう

「ちょっと興味がある」程度のことで構いません。

  • 週末だけカフェでアルバイトしてみる
  • オンラインで単発のWEBデザイン講座を受けてみる
  • 副業サイトで簡単なライティングを1記事だけやってみる

「スキルがないから」と躊躇する前に「お試し」してみることで、「あ、これ意外と好きかも」が見つかります。

STEP3: 住む場所や人間関係を「リセット」してみる

もし今の環境が息苦しいなら、物理的に環境を変えてしまうのも一つの手です。

  • 思い切って引っ越してみる
  • SNSのアカウントを一度リセットしてみる
  • 付き合っていて疲れる人とは、そっと距離を置く

環境が変われば、気分も変わり、新しい視点や出会いが生まれることも多いものです。

STEP4: 「未経験OK」の分野に飛び込む勇気を持つ

「スキルなし」を「ポテンシャル」として歓迎してくれるのが20代の特権です。

「ずっと興味があったけど、未経験だから」と諦めていた分野はありませんか?

教育体制が整っている「未経験歓迎」の求人を探してみるのもいいでしょう。

「自分には無理」と決めつけずに、その「勇気」を持つことが、人生を好転させる大きなきっかけになります。

人生やり直したい20代が大切にしたい「心構え」

具体的な行動を起こすとき、あなたの背中をそっと押してくれる「心構え」についてお話ししますね。

焦っているときほど、思い出してほしい3つのことです。

「正解」を急いで探そうとしない

「次こそ失敗できない」「自分にとっての“正解”のキャリアはどれ?」と、焦って「完璧な答え」を探そうとすると、身動きが取れなくなってしまいます。

人生に、たった一つの「正解」はありません。

大切なのは、「その時々の“納得解”」を積み重ねていくこと。

「今はこっちを試してみよう」くらいの軽やかな気持ちでいるほうが、案外うまくいくものです。

「辞める=逃げ」という思い込みを捨てる

特に早期離職を経験すると、「自分は逃げたんだ」と自分を責めてしまいがちです。

でも、それは「逃げ」ではありません。

心身が壊れてしまう前に、自分を守るために「合わない場所から離れる」という、とても勇気ある「戦略的撤退」です。

自分を責めるのはもうやめて、「あの時、自分を守れてえらかった」と認めてあげましょう。

完璧なキャリアプランより「今の納得感」を大切に

「5年後、10年後はこうあるべき」という完璧なプランを立てても、今の時代、その通りに進むことのほうが稀です。

遠い未来のプランに縛られて「今」を我慢するよりも、

「今の自分は、この選択に納得している」

「この仕事は、今は楽しい」

という「今の納得感」を大切にしてください。

その「納得」の積み重ねが、あなただけの素敵なキャリアになっていきますよ。

「本当にやり直せる?」その不安、専門家と話してみませんか?

「20代はチャンス」と言われても、やっぱり不安。

「行動するエネルギーが湧いてこない」

「自分に合うものが何なのか、やっぱり分からない」

ここまで読んで、そう感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。

一人で悩むと「焦り」が大きくなってしまう理由

その不安や焦り、一人で抱え込んでいませんか?

一人でグルグルと考えていると、「自分はダメだ」「周りはすごい」というネガティブな思考がループしてしまいがちです。

視野がどんどん狭くなり、まるでトンネルの中にいるように、「もうこの道しかない」「自分は終わりだ」と思い詰めてしまう。

その焦りが、また次の「合わない選択」につながってしまうこともあるのです。

『たま お悩み相談室』で「自分の軸」を見つけるお手伝い

そんな時は、一度、あなたの「心のもやもや」を、専門家に話してみませんか?

カウンセラーは、あなたの考えを否定したり、一方的にアドバイスしたりしません。

あなたが「何に挫折感を抱いたのか」「本当はどうしたかったのか」を丁寧に、一緒に紐解いていきます。

「話す」こと、そして「受け止めてもらう」ことを通じて、あなた自身も気づいていなかった「自分の軸」や「大切にしたいこと」が、少しずつ見えてきますよ。

それは、STEP1でご紹介した「自己分析」を、もっと深く行う作業です。

「人生やり直したい」という漠然とした不安を、「じゃあ、次はこっちを試してみよう」という小さな希望に変えるお手伝いをさせてください。

あなたのその「軌道修正」を、『たま お悩み相談室』は心から応援しています。

まとめ:20代の「人生やり直したい」は、最高のスタートライン

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

「人生やり直したい」と悩んでいた20代のあなた。

その悩みは、「もう終わりだ」というサインではなく、「こっちの道もあるよ」「あなたはもっと輝けるよ」という、あなた自身からの大切なメッセージです。

「つまずいた」と感じた場所は、ゴールではありません。

そこは、「自分に合わない道」を教えてくれた貴重な場所。

「スキルがない」ことは、これから何でも吸収できる「可能性」そのもの。

20代は、何度だって軌道修正できる最強の時期です。

焦らなくていい。周りと比べなくていい。

あなたの「納得感」を大切に、小さな一歩を踏み出してみてください。

「人生やり直したい」と感じた「今」この瞬間こそが、あなたの新しい人生が始まる、最高のスタートラインですよ。

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