「自分らしさって何だろう?」
ふとした瞬間に、そんな問いが頭をよぎることはありませんか?
若い頃はもっと自由に、自分の好きなように生きていた気がするのに、気がつけば誰かのための「役割」ばかりを演じている毎日。
「母として」「妻として」「上司として」……。
たくさんの仮面をつけて過ごすうちに、仮面の下の素顔がどんな表情だったか、思い出せなくなってしまう。これは、40代・50代の多くの女性が抱える、とても切実な悩みです。
今日は、少し立ち止まって深呼吸をしてみましょう。
「自分らしさ」という少し重たいテーマを、心だけでなく「体」と「東洋医学」の視点から紐解いていきます。読み終える頃には、きっと肩の力が抜けているはずですよ。
たま先生(中森 万美子)
「中森万美子鍼灸院」院長、「たま お悩み相談室」代表カウンセラー。 東洋医学で体を整え、カウンセリングで心に寄り添う「心身一如」のケアが信条。 FM845パーソナリティ。SNSフォロワー4万人超。著書『40歳からの幸せの法則』。

- 1. 自分らしさとは何か?辞書の意味と「心地よい」感覚
- 1.1. 「自分らしさ」が言葉として重荷になっていませんか?
- 1.2. 東洋医学で考える「自分らしさ」=「気・血・水」が巡る状態
- 2. なぜ年齢を重ねると「自分らしさ」がわからなくなるのか
- 2.1. 母・妻・上司…「役割」を演じすぎて仮面が外せなくなる
- 2.2. 更年期や体調の変化で「今までの自分」が通用しない
- 2.3. 思考過多による「気」の滞りが、本当の気持ちを隠してしまう
- 3. 無理な自分探しは逆効果!自分らしさを取り戻す3つのステップ
- 3.1. ステップ1:頭で考えるのをやめて「体の声」を聞く
- 3.2. ステップ2:「ねばならない」を手放し「快・不快」の感覚を磨く
- 3.3. ステップ3:1日5分、自分の体だけに向き合う時間を持つ
- 4. 自分らしさは「心」より「体」から整えるのが近道
- 4.1. ガチガチの背中では、柔軟な「自分らしさ」は生まれない
- 4.2. 呼吸を深めて自律神経を整えれば、自然と心も晴れてくる
- 5. 「たま式 養生経絡ストレッチ」で自分らしい心と体へ
- 5.1. 頑張らなくていい。40代からの体をいたわる「養生」の時間
- 5.2. オンラインで自宅が癒やしの場に。東洋医学で巡りを整える
- 5.3. まずは体験レッスンで、本来の軽い体を思い出してみませんか?
自分らしさとは何か?辞書の意味と「心地よい」感覚
そもそも、「自分らしさ」とはどういう状態を指すのでしょうか。
辞書的な意味では「その人の個性が自然に表れていること」とされますが、これだけでは少し抽象的ですよね。
私が考える「自分らしさ」の定義はもっとシンプルです。
それは、「あなたが心地よいと感じている状態」であること。
「自分らしさ」が言葉として重荷になっていませんか?
最近はSNSなどでキラキラと輝く人を見ては、「私には何もない」「もっと自分らしく生きなきゃ」と焦ってしまう方が増えています。
本来、あなたを自由にするはずの「自分らしさ」という言葉が、逆にあなたを縛る鎖になってしまっては本末転倒です。
「特別な何か」を持っていなくてもいいんです。
ただ、朝起きた時に「今日もいい天気だな」と素直に思える。美味しいものを食べて「幸せだな」と心から感じる。そんな小さな「快(心地よさ)」の積み重ねこそが、あなたらしさの正体です。
東洋医学で考える「自分らしさ」=「気・血・水」が巡る状態
鍼灸師の視点でお話しすると、自分らしさとは「気・血・水(き・けつ・すい)」がスムーズに巡っている状態と言い換えられます。
- 気(き):生命エネルギー、やる気
- 血(けつ):血液、栄養、潤い
- 水(すい):体液、リンパ
東洋医学では、心と体は一つ(心身一如)と考えます。
この3つの巡りが良い時、私たちの体は軽く、心は穏やかで、自然と「その人らしい魅力」が溢れ出ます。逆に、巡りが滞ると、イライラしたり、落ち込んだり、本来の自分ではない言動をしてしまいがちになるのです。
なぜ年齢を重ねると「自分らしさ」がわからなくなるのか
「昔はもっと自分を持っていたのに」と感じるのは、あなたのせいではありません。これには、大人ならではの理由があるのです。
母・妻・上司…「役割」を演じすぎて仮面が外せなくなる
40代以降は、人生で最も多くの役割を求められる時期です。
職場では責任ある立場、家ではお母さん、夫の前では妻、実家では娘……。
それぞれの場所で期待される「正解」を演じ続けていると、自分の「本音」がどこにあるのかわからなくなってしまいます。長年つけ続けた仮面が、肌に張り付いて取れなくなってしまったような状態ですね。
更年期や体調の変化で「今までの自分」が通用しない
女性の体は7の倍数で変化すると言われますが、特に更年期前後はホルモンバランスが激変します。
「以前なら一晩寝れば元気だったのに」「些細なことでイライラしてしまう」
今まで当たり前にできていたことができなくなることで、自信を失い、「こんなの私じゃない」と自分を否定してしまうのです。
思考過多による「気」の滞りが、本当の気持ちを隠してしまう
責任感が強い人ほど、常に頭で何かを考えています。
「あれをやらなきゃ」「これはどうすべきか」。
東洋医学では、考えすぎは「脾(胃腸)」を傷め、「気」の巡りを悪くすると考えます。気が滞ると(気滞)、胸が詰まるような感覚や、喉の違和感(梅核気)が現れやすくなります。
ガチガチに凝り固まった体と思考の中では、柔らかな「本当の気持ち」は窒息してしまっているのです。
無理な自分探しは逆効果!自分らしさを取り戻す3つのステップ
では、どうすれば自分らしさを取り戻せるのでしょうか?
焦って「自分探し」の旅に出る必要はありません。今の生活の中でできる、小さなステップから始めましょう。
ステップ1:頭で考えるのをやめて「体の声」を聞く
「私は何がしたいんだろう?」と頭で考えても、答えが出ない時は出ません。
まずは思考を一旦お休みさせて、体の感覚に意識を向けてみましょう。
「今、肩に力が入っていないかな?」「足先が冷えていないかな?」
自分の体を丁寧にスキャンすること。それが自分自身への最初の「関心」です。
ステップ2:「ねばならない」を手放し「快・不快」の感覚を磨く
私たちは日常的に多くの「〜せねばならない(MUST)」で生きています。
今日一日は、小さな選択を「〜したい(WANT)」に変えてみてください。
- 栄養バランスより、今本当に食べたいものを選ぶ。
- 気が乗らない誘いは、勇気を出して断ってみる。
「これが好き」「これは嫌い」という感覚を取り戻すことは、自分らしさの輪郭をはっきりさせるリハビリになります。
ステップ3:1日5分、自分の体だけに向き合う時間を持つ
誰のためでもない、自分だけのための時間を1日5分でいいので確保してください。
スマホを置いて、ただお茶を飲むだけでもいい。ストレッチをするのでもいい。
「自分のために時間を使うこと」自体が、自己肯定感を育み、自分を大切にする感覚を思い出させてくれます。
自分らしさは「心」より「体」から整えるのが近道
心がモヤモヤしている時、無理やりポジティブになろうとしても難しいものです。
心は実体がなくて掴みどころがありませんが、体はここにあります。
だからこそ、私は「体からアプローチすること」をおすすめしています。
ガチガチの背中では、柔軟な「自分らしさ」は生まれない
背中が丸まり、呼吸が浅くなっている状態で、前向きな未来を描くのは至難の業です。
逆に、背筋が伸びて胸が開いている時、人はあまりネガティブなことを考えられません。
体が緩めば、心にも隙間ができます。その隙間に、ふっと「自分らしさ」が戻ってくるのです。
呼吸を深めて自律神経を整えれば、自然と心も晴れてくる
東洋医学では「肺」は「気」を司るとされています。
深い呼吸は、滞っていた気を巡らせ、自律神経のバランスを整える最強のスイッチです。
意識的に吐く息を長くする。それだけで副交感神経が優位になり、張り詰めていた緊張がほどけていきます。
「たま式 養生経絡ストレッチ」で自分らしい心と体へ
もし、一人で体を整えるのが難しいと感じたら、少しだけ私の力を頼ってみませんか?
私が主宰する「たま式 養生経絡ストレッチ」は、ただ体を柔らかくするためだけのストレッチではありません。
頑張らなくていい。40代からの体をいたわる「養生」の時間
「運動しなきゃ」と頑張る必要はありません。
「養生(ようじょう)」とは、生命を養うこと。
東洋医学の経絡(ツボの流れ)を意識しながら、ゆっくりと体を伸ばし、自分の体と対話する時間です。
「痛いけど気持ちいい」「ここが詰まっていたんだな」
そんな気づきが、あなたを自分自身へと連れ戻してくれます。
オンラインで自宅が癒やしの場に。東洋医学で巡りを整える
忙しい40代・50代・60代の方のために、オンライン(Zoom)でのレッスンを行っています。
移動時間もなく、すっぴん・部屋着のままでOK。
画面越しですが、鍼灸師の視点でアドバイスさせていただきます。
まずは体験レッスンで、本来の軽い体を思い出してみませんか?
「自分らしさ」は、探すものではなく、余計な力を抜いた時にふと現れるものです。
凝り固まった心と体を、一緒に優しくほぐしていきませんか?
レッスンが終わった後、「あ、なんか私、いい感じかも」と思える。
そんな感覚を、ぜひ一度体験してみてください。
\心と体を整える60分/
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